5位は『プリキュア』シリーズ20周年記念映画、7位の『ホーンテッドマンション』はさすがディズニー?

 5位は「プリキュア」シリーズの20周年記念映画となる長編アニメーション『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』。同作は、5年ぶりに全テレビシリーズのプリキュアが大集合。プリキュアたちがバラバラに飛ばされてしまった不思議な世界を舞台に、それぞれに新たな出会いを重ね、シリーズの垣根を越えて絆を結んでいくプリキュアたちの姿を描く。子どもたちを中心にロングランが期待できそうだ。

 6位には、「幸福の科学」創始者・大川隆法氏(今年3月に死去)の製作総指揮・原作の青春ファンタジー『二十歳に還りたい。』が入った。同作は一代で大企業を築き上げたものの、孤独な晩年を過ごしている80歳の主人公が、二十歳の青年に戻り、大学生として人生をやり直すストーリー。ハワイやカリフォルニア州など、日米で同時公開されており、どこまで興収を伸ばせるかに注目が集まる。

 7位にはディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化したエンタテインメント・ホラー・コメディ『ホーンテッドマンション』がランクイン。ハロウィンシーズン真っ只中なこともあり、もう少し上位にランクインしてもおかしくない作品だが、レビューサイトでの評判はイマイチ。それでも、39日間で動員136万人、興収20億円を突破しているのはさすがディズニー映画といったところだ。

 8位は、無謀な夢に立ち向かった熱き挑戦者たちの姿を描くアクション・ドラマ『グランツーリスモ』。プレイステーションや日産が行うプロジェクト「GTアカデミー」(世界的に人気のドライビングゲーム「グランツーリスモ」のトッププレイヤーの中から、プロのレーシングドライバーを発掘・養成する取り組み)が、同作のもとになっている。監督は『第9地区』で有名なニール・ブロムカンプで、アーチー・マデクウィ、デヴィッド・ハーバー、オーランド・ブルームらが出演。