19. 六義園(東京)
東京を代表する日本庭園・六義園(りくぎえん)。江戸時代中期、5代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)からの信頼が厚かった川越藩主・柳沢吉保(やなぎさわよしやす)によって築園された大名庭園です。秋になるといたるところで木々が色づき、紅葉の名所としても知られています。
毎年11月中旬から12月上旬には、紅葉にあわせて期間限定でライトアップも開催。大名庭園周辺や正門から入ってすぐのところにある内庭大門(ないていだいもん)の広場付近で、ライトアップしたしだれ桜やモミジを見ることができます。日中とは異なる、ロマンチックな雰囲気を堪能してみましょう。
20. 亀山湖(千葉)
昭和55年に千葉県で初めてできた多目的ダム「亀山ダム」によって造られたダム湖で、秋には紅葉の名所として人気。「関東で一番遅い紅葉」として知られていて、紅葉の時期には「紅葉遊覧クルーズ」が運航されます。
湖の周辺には亀山温泉があるほか、湖畔公園やキャンプ場などが整備されレイクリゾートとなっています。亀山湖25橋めぐりのサイクリングやハイキング、ボート遊びや釣りなどもたっぷり楽しめて、アクティブ派にはおすすめの秋旅行スポットです。
21. 弥彦公園もみじ谷(新潟)
弥彦駅の駅舎を出て徒歩数分で見えてくる弥彦公園のもみじ谷は、全国的に有名な紅葉スポット。赤い観月橋の周りのもみじが見事に色付き、秋にはたくさんの人で賑わいます。見頃は例年10月下旬~11月中旬で、その時期にあわせて行われる夜間のライトアップも見逃せません。
22. 巾着田/巾着田曼珠沙華公園(埼玉)
”ヒガンバナ”とも呼ばれる曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が見られる場所は全国各地にありますが、ここ巾着田のように雑木林に咲く大規模な群生群は珍しく、巾着田の500万本の曼珠沙華として全国的にも有名になりました。
見頃を迎えるのは9月下旬〜10月上旬頃。一面が赤い絨毯のように真っ赤に染まる様子は、言葉がでないほどの美しさです。曼珠沙華の開花にあわせて曼珠沙華まつりが開催され、期間中は約30万人もの人が訪れます。土日はとても混雑するので、できれば平日か早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。