3.40代「5つの根回」しで退職&転職を有利に進める方法
続いて、40代ならではの5つの根回しで、退職&転職を有利に進める方法をお伝えしていきます。
(1)キャリアプランを考えてみる
退職した後、どんなキャリアを進むのか?会社を辞める前に「キャリアプラン」を綿密に練りましょう。
- キャリアプランとは?
- ・具体的な将来の行動計画
・仕事だけに留まらず、自分や家族の方向性まで考える
・目標にむかい、「いつ」、「何を」、「どのように」すべきかが明確になる
かつての日本では、「キャリアプラン」なんて必要ありませんでした。
終身雇用が当たり前だった時代には、定年退職まで入社した会社に居続けるのが当然だったからです。会社のレールにのっていれば、キャリアの方向性を考える必要はありませんでした。
しかし、今やそのような時代は終わりを告げました。
個人がキャリアを主体的に考え成長し続けなければ、生き残れない時代が到来しているのです。
しかし、自分一人でキャリアプランを描くのは簡単なことではありません。そもそも、自作のキャリアプランが正解なのかも分からないですよね。
そこでおすすめしたいのが、先にご紹介したキャリアカウンセリングです。
特に、「ポジウィルキャリア」はキャリアカウンセリング業界の先駆者的存在。
自分がどうありたいかをマンツーマンで探ることができるので、キャリアの方向性に迷っている人は、一度、無料相談を試す価値ありです。
(2)転職活動を始めてみる
転職活動を始める時期は、大きく分けて2つあります。
①退職してから転職活動を始める
②在職中に転職活動を始める
2つのうちどちらが有利かというと、もちろん【在職中に転職活動を始める】方です。
- 在職中に転職活動をするメリット
- ・無収入の期間がない
・転職を焦る必要がない
・現職を辞めるびきか熟考できる
など、在職中に転職活動を始めれば、「まだ職はある」という安心感から、じっくり転職活動が行えます。
反対に会社を辞めてから転職活動を行うと、「収入がない焦り」から転職先を妥協してしまうことも。
やたらめったら転職活動を行うことで、「こいつは仕事に対して真剣さが足りない。」と採用担当者に思われる可能性だってあるでしょう。
【キャリアプランが固まったらすぐに転職活動に踏み切る。】これが、理想の未来への近道かもしれません。 ただし、40代の転職は「転職サイト」はもちろん、「転職エージェント」もうまく使いこなす必要があります。
【管理職➡管理職】への転職が主になる40代は、一般的な転職サイトでは採用が難しいケースもあるようです。
その点、転職エージェントなら、これまでの経歴や実績とマッチングする会社を紹介してもらえます。
転職エージェントを賢く使い、40代らしい戦略的な転職を行いましょう。
PRIMEがおすすめする40代にふさわしい転職エージェントはこちらです。
★転職相談をみっちり行いたい人には「きづく。転職相談」がおすすめ
★営業職で転職したい人は「hape Agent」一択。
(3)勢いも大事!
さて、40代の退職には、ある程度の「勢い」も大切です。
教育費や家のローンがある中、退職&転職するのはリスクが大きすぎる。
退職したいけど怖くて踏み出せない。もう少し我慢しよう。
このように足踏みをし続ける人は、結局退職できません。
背負うものが多い40代が、退職&転職するのは勇気がいること。簡単ではありませんよね。
だからこそ、転職エージェントやキャリアカウンセリングを賢く使い、盤石の体勢で退職&転職を進める必要があります。
在職中に転職活動を始めれば、あなたの退職への決意も段々と固まるはずです。
一人で転職活動をするのではなく、その道のプロに頼るのも40代の転職には必要ですよ。
★唯一無二!ワーママの正社員時短転職なら「リアルミーキャリア」
★コンサル業界への転職は「アクシスコンサルティング」
(4)本業とは別の「稼ぎ口」を準備する
正社員ゼロ時代が到来するとも言われているなか、本業のみに固執する時代は終わりかけています。
賃金が減り、税金は増える。可処分所得が減る一方の日本では、もはや「会社頼み」の人生は危険と言っても過言ではありません。
そんな厳しい時代を生き抜くために、今、本業とは別に「稼ぎ口」を用意する人が増えています。
副業が軌道にのれば、年収アップはもちろん、節税や貯金にもメリットがあります。副業から新たな事業を展開し、そちらが本業になる人も出てきています!
本業とは別の収入があれば、気持ちに余裕をもって退職や転職活動ができますよ。
(5)「夢語り」で家族の理解&応援を得る
家族の理解&応援を得るのは、40代が仕事を辞める時の最後の関門です。
いきなり「仕事辞めることにした!」なんて言えば、家族の反対に合うのが当然。
先にご紹介したように、
- 辞めたい理由
- 将来の展望や目途
- 給与面
などをまとめ、パートナーに分かりやすく説明しましょう。
この時、家族の理解を得やすくなる、ちょっとしたコツがあります。
それは「夢語り」をすることです。
今の会社にいるこんなデメリットがある。転職すれば家族にもこんなメリットはある。など、家族にとっても転職する方が良いことをプレゼンしましょう。
- 収入が〇円増える見込みだ
- 家族との時間を確保しやすくなる
- 在宅勤務が増えて子どものケアを手厚くできるようになる
- 休日が増えて旅行にも行きやすくなる
など、メリットを具体的に語るのが重要です。
働き盛りの40代が仕事を辞めるのは、パートナーはもちろん、子ども達の生活にも影響を及ぼしかねません。
自分が転職することで、家族全員が良い方向に向かうことを理解してもらいましょう。
4.40代で仕事を辞めた人の体験談
(1)公務員(教員)➡営業職を叶えたAさん
安定を求めて公務員の道に入りました。親が教師だったので、自分も何となくその道に進み、気付けば15年が経っていました。
しかし、実は、教壇に立ってすぐの頃から「自分は教師に向いていない」という思いを抱えていました。
子ども達の成長は嬉しいですが、いくら頑張っても給与は変わらず。大学同期の華々しい生活や話を聞くたびに、「もっと努力が収入に直結する仕事がしたい」と強く思うようになっていました。
そこで、思い切って転職活動を開始することにしたのですが、教師が平日に休みを取るのは簡単ではありません。
また、転職活動しながら教師を続けるのが、子ども達や保護者に申し訳ないという気持ちもあり、思い切って退職することにしました。(自分でも、よくやめたなぁと思います。)
後がない状態で挑んだ転職では、転職エージェントに助けられました。
教員生活15年の自分は「教師の世界しか知らない。」と思われるのが当然。
採用は厳しいと感じていましたが、「武器の英語を活かしましょう!」とエージェントの方が提案してくれました。
私は英語が得意でTOEICが高スコアでしたので、そこを前面にアピール。小さいながらも、運よく貿易営業の海外担当職を得ることができました。
今のところ給料は教員時代とほぼ同じですが、結果を出せば収入がアップします。やりがいのある仕事に巡り合え、水を得た魚のように仕事に邁進する毎日です。
(2)パート主婦➡副業を軌道にのせたBさん
結婚してからスーパーのレジ打ちのパートをしていましたが、拘束時間のわりに稼げる金額が少ないことをずっと不満に感じていました。
パートをするために子どもを保育園に預けているのに、私の収入のほとんどが保育園代に消えている時期もあったなぁ。
そんなこんなで「もっとお金を稼ぎたい!」と思った私は、パートをしながら家でできる副業を開始。
もともと趣味だった手作りアクセサリーの販売を、ラクマやミンネ、メルカリで始めました。
最初は売れるか心配だったのですが、初月から売り上げ10万円を達成。3年たった今では、売り上げが月50万円を超えることもあります。
自分でもこんなにうまくいくなんて思ってなくて、ただただビックリ!パートは辞めて、現在は大好きなアクセサリー作りだけをしています。
悩むよりまずは行動。それを皆さんに伝えたいです。
(3)うつ病➡店長になったCさん
パティシエとして働いていましたが、ブラックすぎて心身共に壊れた経験があります。
月の残業200時間越え、契約とは違う給与、店長のパワハラなどを受け、店に出ようとするとめまいや吐き気が襲ってくるようになり、うつ病と診断されました。
うつ病になった時は「人生終わった」と思いましたが、2年経った今、私は飲食店の店長をしています。
うつ病から立ち直るために1年間通院し、その後意を決して転職活動を開始。
またパティシエになるつもりでしたが、転職エージェントの方が「飲食店の店長候補はどうですか?」と進めてくれたんです。
かつて店長のパワハラで苦しんだ経験がある自分は、自分が店長になって環境を改善したいという思いがありました。
そことうまく絡めて、現在の仕事を紹介してくれたエージェントさんには感謝しかありません。
うつ病になると再就職が難しいと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
現に今、僕は元気で仕事をしていますよ!
5.【40代】どうしても仕事を辞められない時の対処法
「どうしても会社が辞められない…。」と悩んでいる人へ。
会社は絶対にやめられます。
- ・強引な引き止め➡内容証明郵便で退職届を郵送すればOK
・退職日までが長い➡法的には退職の意思表示から2週間後には辞められる
・懲戒解雇すると言われた➡違反行為がなければ懲戒解雇は無理
このように、法的に会社は退職を拒否することはできません。
しかし、脅しともとれる発言で退職を引き留めようとする会社や上司がいるのも事実。
心を病んでしまい、自分では退職を申し出るのが難しい人もいるでしょう。
そのような方に頼って欲しいのが、退職代行サービスの「ガーディアン」です。
労働組合が母体の退職代行ガーディアンは、違法性は一切なく、安心&確実に退職することができます。
40代は人生の折り返し地点
40代は人生の折り返し地点。まだ先は長いです!
嫌な仕事を続けるのか?辞めて新たな未来を切り開くのか?全ては自分次第です。
モヤモヤしたまま仕事をするより、まずは転職活動を始めてみましょう。
一歩踏み出す勇気が、あなたの将来を変えるかもしれません。
提供・PRIME
【こちらの記事も読まれています】
>在宅勤務、何着てる?リモートワークにおすすめの服とブランド
>実は知らない! iphoneのメモアプリの共有機能が便利すぎたので紹介してみた。
>【大人女子が絶対ハマる恋愛漫画16選】漫画大好き編集部が厳選!
>ピンクのオフィスネイル12選!春夏秋冬で使えるネイルをご紹介
>音楽がなきゃ生きていけない!ワイヤレスポータブルスピーカーでおうちをライブハウスに