大みそかのNHK『紅白歌合戦』は、ジャニーズの出場が44年ぶりにゼロになるとも、視聴率の観点から「2枠の出場が確定した」とも伝えられている。出場ゼロなら「視聴率の低下は必至」といわれているが、業界の定説だった「ジャニーズが出ないと視聴率が取れない」という“神話”の信憑性が怪しくなってきた。もし『紅白』がジャニーズ出場ゼロになり、それでも視聴率を落とさないようなら、ジャニーズ神話は完全崩壊しそうだ。

 その一方で「タレントに罪はないのに音楽番組からジャニーズを排除するのはイジメみたいで気分が悪い」といった声もあり、爆発的なセールスを記録しているSnow Manのような人気絶頂のグループについては「音楽番組で観られなくなると寂しい」「これだけ売れてるのに音楽番組に出なくなったら逆に不自然」という意見もある。

 いずれにしても、ジャニーズに依存しきっていた各局の音楽番組に大きな変革期が訪れそうだ。