Sexy Zoneの名前が“アウト”だとすると、他のグループに波及する危険性がある。とりわけ問題視される可能性がありそうなのは、昨年CDデビュー25周年を迎えたKinKi Kidsと2011年にデビューしたKis-My-Ft2だ。
KinKi Kidsの名称は、メンバーの堂本光一と堂本剛が共に近畿地方出身ということに由来するとされているが、以前から「キンキ」の発音が英語の「KINKY(変態、性的倒錯などの意)」と似ており、海外へ行くと変な誤解を受けるのではと指摘されていた。ジャニー氏はアメリカで暮らしていたことがあり、英語も堪能だったことを踏まえると、「確信犯」だったのではと疑う声がある。
Kis-My-Ft2(前身はKis-My-Ft)はメンバーのイニシャルをとって命名したとされ、さらに「タップダンサーのグレゴリー・ハインズが尊敬するサミー・デイビス・ジュニアの靴にキスをした」という逸話にちなんでいるとされる。しかし、こちらも直訳すれば「俺の足にキスしろ」となるため、当時からネーミングを不思議がる声はあったが、今となっては性的な意味をにおわせた名前ではないかという疑いが強まってくる。
関ジャニ∞、ジャニーズWESTに続き、Sexy Zoneまで改名を余儀なくされている性加害問題の余波。さらに、ネット上ではジャニーズが販売していた一部所属タレントの「ちびぬい(ちびぬいぐるみ)」について、服を脱がせることが可能で局部に突起が付いていたことが改めて注目されるという現象も起きており、思わぬところにまで波及していきそうだ。