性格において環境が影響する部分
神経質な環境で育った子は神経質だ。
と聞いたことはありませんか?
自分が几帳面だと周りから「両親も几帳面?」と聞かれたことがある人もいるのではないでしょうか。
確かにそれは親からの性格を遺伝したからかもしれません。
では、こちらの考えはどうでしょうか?
「内気で、恥ずかしがり屋な子が、多くの友達ができたことで陽気で明るい子になった」
「明るかった子が、何かのトラブルによって内気な子になってしまった」
誰しも一度は何かをきっかけに変化が起こった経験あるのではないでしょうか。
そのように考えると性格の地盤は親からの遺伝かもしれませんが、育った環境、きっかけによって性格は変化するということも考えられると思います。
知能について言えること
子育てしていると一度は我が子の将来を思いますよね。
上記で研究において3つの分類に分けた際に「知能」という分類もありました。
「いい大学に入れて、いい就職をして」なんて考えたときに、性格が遺伝するならば、知能も遺伝に大きく関係しているということになります。
「私の子は頭悪くてもしかたない」と諦めるのはまだ早いです。
知能=学力とも言い切れませんが。
わかりやすく学力とするならば、
親のしつけ、勉強する環境によっても大きく変わると思いませんか?
親の知能がよくても、全然勉強できる環境ではなかったら知能も上がりません。
逆に親が知能が低くても、興味のしめしたものを好きなだけ勉強させるととても知能が高くなったりということもあると思います。
知能においても、遺伝、環境共に大きな影響を受けるということですね。
どんな性格も、長所になる
今回調べてみて、性格は遺伝するもの、そして環境によって変化するものということがわかりました。
子育てしているとさまざまなことがあります。
特に小さいうちは大人の考えなんてお構いなし、
「やりたいことはやりたい!やりたくないことはやりたくない!」ですよね。
時にはイライラすることもあります。
そんな時は少しだけ考え方を変えてみてください。
「頑固すぎていやになる」と考えるのではなく「はっきりした意思をもって努力できる子」と考えてみたり
好奇心旺盛、活発すぎて疲れてしまうときは「いろいろなことに興味を示せて、自分から行動できる子」と考えてみる。
私の子も自我が強く、泣き出すと泣き止まない子でした。
そんなときに読んだ本に「泣き止まない子は頑張り屋さん」と書かれていました。
泣いても願いが叶わないなら泣くのをやめようと諦めてしまえば、赤ちゃんも疲れずにすみます。
しかし私の子は願いが叶うまで泣き続けるのです。
しっかり意思表示ができ、諦めることなく頑張れる子なんです。
この本に私は何度も救われました。
でもやっぱりずっと泣かれるとイライラするし、疲れちゃいますけどね。
物は考え方です。どんな性格もその子の個性と受け入れ、認めてあげましょう。
もし子供の性格の悪さが気になっても、それがほんとに「性格の悪さなのか」一度考えてみてほしいです。
もし性格の悪さなのであればしっかりとしつけし、環境を変えてあげることで変えられるかもしれません。