ジャニーズ報道が収まらない中、長寿音楽番組の特番『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)が9月29日に放送された。
言うまでもなくテレ朝といえば、ジャニーズ事務所、ならびに故・ジャニー喜多川氏との蜜月ぶりが広く知れ渡っている。9月7日にジャニーズが行った1回目の会見では、記者からジャニーズからの圧力があるため、長年『Mステ』に競合ボーイズグループが出演できていないことを指摘。しかし、東山紀之社長は圧力やテレ朝の忖度を「必要ない」と否定している。
同29日に放送では会見で指摘されたことを受けてか、昨年のNHK・紅白に出場した7人組ボーイズグループ・BE:FIRSTが初出演し計3曲を熱唱。それに対してジャニーズはSexy Zoneのみの出演で、1曲のパフォーマンスにとどまった。
「ジャニーズ問題のこともあって、Mステ制作サイドは新たな方向性を打ち出そうとした3時間SPだった。それはそれでいいと思うが、制作サイドが危惧していたのは脱・ジャニーズによる視聴率の影響だろう。ドラマやバラエティーだとTVerなどの見逃し配信で数字が伸びるが、音楽番組だとなかなかそうはいかないだろうし、そもそもMステに限っていえば、CMスポンサーとの関係もあって視聴率をかなり重視している」(レコード会社関係者)
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