一部では、村上が滝沢氏との不仲を暴露したのではとの見方もあるが、実は2人は親友の関係にある。村上はジャニーズJr.時代、同い年ながら別格の人気でジャニーズJr.のリーダー格となっていた滝沢氏に嫉妬し、一時は「大嫌いだった」というが、その後に滝沢氏が村上を遊びに誘ったことをきっかけに距離が急速に縮まり、誕生日を祝い合ったり、2人きりで遊びに行ったりするほど親密になったという経緯がある。そうした関係性を考えれば、「タッキーから俺に何のオファーもない」という発言は村上なりのジョークだったとみるべきだろう。

 こうした生放送での一連の発言を受けて、ネット上のファンからは「すごく不安だったけど、嵐2と風のくだりでめちゃ笑ったし、活動続けるって明言してくれて安心した」「村上くんの言葉でどれだけのエイター(関ジャニ∞ファンの通称)が救われたか」「本人も大変だろうに、すごく明るく話してくれて元気が出た」などと感謝のコメントが続出した。

 同日夜には、嵐の櫻井翔が月曜キャスターを務める同局系『news zero』で神妙な面持ちで会見内容についてコメントしたこともあり、推しの今後が心配になって暗い気持ちになったファンが少なくなかった。そうした中で、村上がファンを不安にさせないように本音とジョークで明るく前向きに改名問題を語り、さらに移籍や独立はないと明言したことで、救われた人が多かったようだ。

 ジャニーズタレントたちが今後どうなっていくのかは不透明な部分があるが、唯一無二ともいえる村上のキャラクターは、ファンにとっても事務所にとっても大きな希望となるかもしれない。