結婚式で言ってはいけない忌み言葉(いみことば)を知っていますか?知らずに使ってしまい新郎新婦や親族に嫌な思いをさせてしまったり、恥をかくことがないように知っておきたいですよね!今回は、結婚式で避けたい忌み言葉、言い換え例やポイントを解説していきたいと思います◎

プレ花嫁のみなさま、こんにちは!

神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡

結婚式で言ってはいけない忌み言葉(いみことば)を知っていますか?

知らずに使ってしまい新郎新婦や親族に嫌な思いをさせてしまったり、恥をかくことがないように知っておきたいですよね!

今回は、結婚式で避けたい忌み言葉、言い換え例やポイントを解説していきたいと思います◎

忌み言葉とは?

『DRESSY』より引用
(画像=photoAC,『DRESSY』より引用)

縁起が悪かったり不安な連想をさせたりする言葉は「忌み言葉(いみことば)」と呼ばれ、結婚式では使うべきでないとされています。

ふだんの日常会話で何気なく使っている言葉も多く含まれるので、結婚式のスピーチや謝辞や、余興をしたりする際には注意が必要です。

結婚式で避けたい忌み言葉①不幸を連想させる言葉

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

結婚式は新郎新婦の門出を祝う場ですので、不幸・不吉を連想させる言葉はNGです。

言葉だけでなく、聞く人・見る人を不安にさせるようなネガティブな言い回しにも注意が必要です。

<例>

相次ぎ、飽きる、浅い、焦る、褪せる、生きていた頃、
忙しい、痛い、おしまい、落ちる、衰える、終わる、
欠ける、悲しむ、枯れる、九(く)、崩れる、消す、
壊す、最後、冷める、去る、四(し)、死ぬ、しめやかに、
捨てる、葬式、絶える、散る、倒れる、弔う、とんでもない、
流す、無くす、亡くなる、涙、冷える、病気、降る、仏、
ほどける、滅びる、負ける、短い、病む、破る、敗れる、割る、悪い

また、「忙しい」の「忙」のように、「亡」が含まれるものも忌み言葉とされます。

中でも、直接的に不幸を表す「終わる、滅びる」などは特に要注意の言葉です!

不幸な言葉を別の言葉で言い換える方法

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

お忙しい中→ご多用のところ
最後に→結びに
終わる→おひらきにする
泣く→涙する
去年→昨年
壊れる→変化する
負けた時→勝てなかったとき
辛かった→頑張った

特に気を付けたい結婚式の忌み言葉は「失う、別れる、切れる、殺す、壊れる、死ぬ、病気」です。

これらは結婚式の場でなくとも強い印象を与える言葉です。

スピーチの際は特に気を配ってください。

結婚式で避けたい忌み言葉②別れを連想させる言葉

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

新郎新婦の別れ、すなわち離婚を連想させる言葉は結婚式では絶対にタブーです。

ストレートに別れを意味していなくても、結婚生活が終わることを連想させる言葉はNGです。

スピーチや両家親族への挨拶の際はもちろん、ゲスト同士の会話でも使用は避けるようにしましょう。

<離婚を意味するような言葉の例>

失う、終わる、返す、帰る、切る、切れる、断る、
裂ける、去る、捨てる、出す、逃げる、放す、離れる、
ほころびる、ほどける、戻る、離縁、離婚、別れる

<夫婦の関係が悪化させることを連想してしまう言葉の例>

飽きる、薄い、疎んじる、嫌う、冷める、疎遠、
耐える、泣く、冷える、もめる

「不幸を連想させる言葉」とかぶっているものもありますが、それだけネガティブなイメージを持っているとも考えられるので、謝辞やスピーチでは使わないように気をつけましょう!

ポジティブな表現に言い換える方法

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

たとえば、「月日が流れるのは~」という言葉であれば「月日が経つのは~」という言い換えが可能です。

また、「実家を離れてからは~」であれば「一人暮らしをしてからは~」などに言い換えることでネガティブな印象を無くすことができます。

そのほかにも次のような言い換えができます。

別れる→距離を置く、疎遠になる
負けた→勝てなかった、黒星がついた
短い→つかの間、ちょっとの間、瞬く間
嫌い→合わない、得意ではない
飽きる→切り替える、満足する

日常的によく使う言葉を言い換えるのは簡単ではありません。

しかし、ポジティブな言い換えをすることで、話す内容も明るくなり聞いている人もうれしくなります。

そのため、ぜひ例を参考にして言い換えをしてみてください。

結婚式で避けたい忌み言葉③重ね言葉

『DRESSY』より引用
(画像=photoAC,『DRESSY』より引用)

同じ言葉を繰り返す「重ね言葉」は、結婚を繰り返すことから再婚を連想させるため結婚式ではタブーです。

話し言葉でよく使うものもあるので、ついスピーチなどで使ってしまわないよう、チェックしておきましょう。

文脈上必要な場合は、同じ意味の別の言葉に置き換えるといいですね。

また、新郎新婦が再婚である場合も「再婚」という言葉を使わず話すよう心がけましょう。

<重ね言葉の例>

かえすがえす、重ね重ね、くれぐれも、しばしば、重々、
たびたび、たまたま、次々、時々、どんどん、日々、
ますます、またまた、みるみる、わざわざ

ただし、「どんどん、だんだん、日々、ますます、いよいよ、みるみる」などの重ね言葉は、後ろにいい意味の言葉が続くのであれば、あまり気にしなくていいようです。

代表的な重ね言葉と言い換え

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

いろいろ→多く、盛りだくさん、バラエティに富んだ
くれぐれも→どうか、十分に、ぜひ、どうぞ
ますます→加えて、更に、一段と、もっと、末永く
次々→休み無しに、息つく暇もなく、たくさん
重ね重ね→あわせて、深く

重ね言葉を言い換えることができれば、内容を変えずに思いを伝えられる可能性が高くなります◎

言い換えによって内容が具体的になり、よりよくなることもあるので適切な表現を探してみましょう。