付き合う前は積極的に誘ってくれて、愛情表現も豊かにしてくれていたのに……。付き合ってから急に彼が素っ気ない態度をとるようになってしまったと悩む女性は意外と多いものです。では、付き合うと急に冷たくなってしまう男性の心理とは一体なんなのでしょうか?
釣った魚に餌はやらない?! 付き合ったら冷たくなる男性の心理
付き合う前は積極的に連絡やデートのお誘いをくれて、愛情表現もしてくれていたのに……。付き合ってから、彼の態度が急に素っ気なくなってしまったり、冷たくなってしまったと悩む女性は意外と多いものです。「釣った魚に餌はやらない」ではないけれど……今までの態度と今の態度が全く違う。そうなると自然と女性側にもストレスや不信感が溜まってしまいますよね。別れたいわけではないけれど、付き合う前の彼氏に戻って欲しいが本音。そんな時は一体どうしたらいいのでしょうか?
今回は、付き合うと急に冷たくなってしまう彼氏の心理と、その対処法について考えていきたいと思います。
追いかけるのが楽しかった
男性にはもともと「追いかけたい」という狩猟本能があります。たとえ、男っぽい容姿ではなくとも、これは元々本能として備わっているもの。
けれど、自分の遠くにいるアイドルのような高嶺の花的な存在を求めるか? というと、そうではなく、「もう少しで手が届きそうだけど届かない」人を求める場合も。その場合は、自分の感情に沿って積極的な行動や愛情表現を繰り返しているのではなく、捕まえる(付き合う)ことが目的になっていて、その手段として積極的な行動や愛情表現が使われていたということなのです。
つまり、彼女のことを本当に好きで付き合いたいというワケではなく、彼女に振り向いてもらうことがゴールになっているということ。この場合は、目的を達成し付き合いが始まった瞬間に「もういいか」「思ったより魅力的ではなかった」と急に冷めてしまうことがあります。
「こうであって欲しい」彼女像があった
付き合う前に、「自分の理想を重ねた相手」を見ていた場合は、付き合ってから少し経った頃に態度が変わりはじめることがあります。
たとえば、付き合う前はクールでそっけない態度をしていた彼女が、付き合ってからべったり甘えるようになったとき。彼氏の目線で見たときに「自立しているところが好きだった」「クールな彼女に憧れていたのに」というように、ギャップがマイナスに映ってしまうことがあるのです。彼にとってこうであって欲しいという理想の女性像があった場合こそ、このマイナスギャップは働きやすくなってしまいます。
女性が恋人へ求めるものと、男性が恋人へ求めているものが違った場合に、素っ気なくなったり冷たい態度をとるようになることが多いでしょう。
態度でわかると思っているから
「もう付き合ってるんだし」という安心感が、態度として現れた時に、連絡がおざなりになったり他のものを優先するようになるというケースもあります。男性は基本的に、女性に比べて「察する」ことが苦手です。つまり、女性は男性に比べて察する脳力が長けているということ。
これをお互いに認識してしまっている場合に、男性は女性側に「察してくれるだろう」「わかってもらえるだろう」と察してもらうことを前提に任せてしまうこともあります。この場合は、女性からきちんと言葉を持って話し合いの場を設けないと、なかなか理解をしてもらえないことも。
男性は女性に母性や包容力を求めることも多いので、付き合いが長くなるほど「~~だろう」といった思考に陥りがち。浮気や連絡無視などわかりやすいルール違反以外は「許してもらえるだろう」と安心しきってしまっていることもあります。
元々の性格に戻っただけ
付き合う前は自分のことを少しでも魅了的に見せよう、とお互いに努力するものです。女性がメイクやヘアスタイルをデート前に気にするのと同じように、男性にとっての努力が、連絡頻度や愛情表現だったのかもしれません。
正式に付き合うことが決定し、お互いの関係に信頼が生まれた結果、自然体の姿に彼が戻っただけということも考えられます。