お笑い芸人と聞いて皆さんはどんなイメージを抱くでしょうか。「楽しそう」「売れたらお金持ちになる」「面白い事を簡単に言えてすごい」など夢のある職業としてのイメージがあるのではないでしょうか。そんな中、天才と言われている芸人が「お笑いを楽しいと思ってしたことがない」と言っていました。
その芸人は以前「りあるキッズ」(1996~2014)という漫才コンビでネタ作り兼ボケ担当をしていた安田善紀という方だ。デビューは小学生の時、第2のダウンタウンを探せという企画で別々のコンビで参加していたものの番組側からのオファーで、ダブル関西安田善紀(11歳)とアップダウン長田融季(11歳)がコンビを結成する。
ダウンタウンの前で実際に漫才をする事になり、安田善紀のボケは松本人志さんに興味を持たれ華々しくデビューを飾りました。子供相手なので優しくリアクションしたんだろうと思う方もいるとは思うが、現場では安田善紀の緊張しやすい短所を指摘されたり、「4分箱」というボケのフレーズへの反応があったりと子供相手にただ見ているだけではない、天才が天才を見ているという構図に痺れました。
漫才の内容も単調でなく次から次へと発想が輝いており、完全にプロの漫才師としてのネタがそこにはありました。当時ダウンタウンは特に人に優しく接するような絡みが芸風としてもあまりお見受けする印象がなかったにも関わらず、このコンビは「面白い」と言いました。
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