鼻の下の長さや人中が長い原因とは?

①生まれつき

1つ目の原因は生まれつきです。子供の頃からずっと鼻の下にある人中が長い場合は、生まれつきの特徴といえます。つまり、後天的に長くなったのではなく、先天的なものです。

人間の顔のバランスは生まれた時から個人差があるため、鼻の下の長さにも影響が出ます。骨格的に鼻の下が長い特徴を持つ場合もあるので、生まれつき長いタイプの人もいます。

②表情筋の衰え

2つ目の原因は表情筋の衰えです。人間は加齢とともに表情筋が衰えてしまい、シワやたるみの原因となります。このように表情筋が老化すると、鼻の下も下がってしまい、結果的に長く見えてしまいます。

若い頃は鼻の下がそこまで長くなかったのに、年齢とともに伸びてきた場合は、要注意です。表情筋が衰えることで顔全体がたるみ、下がって見えている可能性があります。

③舌の位置が悪い

3つ目の原因は舌の位置が悪いことです。普段口を閉じている時は、口の中に舌が入った状態ですよね。この時、上の前歯の後ろに舌が付いた状態、つまり舌が上がっている状態が理想的と言われています。

しかし、口を閉じた時に舌が下の前歯に当たる位置になっている人は、舌の位置が悪い証拠です。いわゆる「舌下がり」の状態になっていると、鼻の下が伸びてしまい長く見える原因になってしまいます。

 

 

④前歯が出ている

4つ目の原因は前歯が出ていることです。上の前歯が極端に前に飛び出してしまっている、いわゆる出っ歯の状態です。出っ歯の人は前歯に覆いかぶさるように唇がありますよね。

飛び出している分唇で覆う範囲も増えてしまうため、結果的に鼻の下も長く見えてしまいます。もし前歯が出ているという場合は、矯正をするなど歯並びの改善も意識してみましょう。

鼻の下の長さの平均とは?

①平均は1.5センチ

日本人の場合、鼻の下の長さは1.5センチが平均になります。自分の鼻の下が長いか短いかをチェックしたいときは、1.5センチを基準にして測りましょう。

 

あくまでも平均値なので、この数値を基準に、多少前後しても平均に含まれます。また、その人の顔の大きさそのものや、他のパーツとのバランスによって、平均値であっても印象が変わって見えます。

②1.7センチまでなら平均の長さ内

平均値は1.5センチですが、鼻の下の長さは1.7センチまでなら、平均的な数値といえます。もし測ってみて1.5センチ以上だった場合でも、1.7センチくらいの長さなら長すぎるというわけではありません。

また、1.5センチより短かった場合でも、誤差2~3ミリ程度であれば、平均値内です。平均を1.5センチとして、誤差は2~3ミリ程度までが基準値だと考えましょう。

③2センチだと長く1センチだと短い

平均が1.5センチという数値を基準とすると、鼻の下の長さが2センチだと長い傾向になります。また、反対に1センチだと、鼻の下が短い傾向になります。

鼻の下の長さは平均よりも短い方が美人と言われていますが、他のパーツとのバランスも重要です。一概に長いから悪い、短いからいいとは言い切れないので、パーツの黄金比と合わせてチェックしましょう!

鼻の下の長さの理想的な数値とは?

①鼻と唇の長さの割合でチェックする

美人と言われる鼻の下の長さは、何センチというより他のパーツとの割合で決まります。具体的には鼻から上唇までの長さと、下唇から顎までの長さが1対2のバランスになります。

例えば鼻から上唇にかけてが1.5センチだった場合、下唇から顎にかけてが3センチの長さが理想となります。つまり、鼻の下の長さだけでなく、下唇から顎までの長さも美人の基準となります。

②顔を3等分した比率でチェックする

顔のバランスは鼻の下の長さだけでなく、全体の比率も重要です。より美人顔の比率を知りたい方は、鼻の下だけでなく顔全体のバランスもチェックしましょう。まずは、顔を横に3等分します。

髪の生え際から眉頭の下、眉頭の下から鼻の下、鼻の下から顎先に、顔を3等分しましょう。この長さが、1対1対1とすべて同じ比率なら、バランスのいい黄金比です。なお、3等分した時の長さは6~7センチが平均です。

③唇と顎の比率でチェックする

顔のバランスは唇と顎の比率でもチェックできます。鼻下から唇の1番下までにかけての長さと、唇の下から顎先にかけての長さが同じだと、理想的なバランスになります。

更に美人と言われる長さは3センチから3.5センチと言われているので、鼻の下以外にこの部分も測ってみましょう。どちらも3センチから3.5センチで同じ長さだった場合は、理想のバランスです。