「歌舞伎界の大功労者だけに、本来ならば、ファンも訪れることができる大々的な葬儀・告別式を執り行いたかったはず。おそらく、保釈されて初公判を控える猿之助被告も参列するはずで、猿之助被告の姿をとらえようと報道陣が大挙して会場に押し寄せることになるだろう。大混乱は避けられないゆえ、松竹はかなりの厳戒態勢を敷くことになるだろうが、どこからか葬儀・告別式の日程や会場は漏れてしまうはず」(同)
猿之助被告は7月31日、勾留先の警視庁原宿署から保釈され、集まった報道陣の前で一礼。しかし、その風貌にまったく覇気がなく、そのまま病院に直行し入院することになった。
その後、複数のメディアが、両親の亡くなった自宅に戻って“潜伏生活”を送り、猿之助被告と同年代の役者が四六時中身の回りの世話をしていることを報じている。
亡くなった猿之助被告の父親は猿翁さんの弟。おそらく、猿翁さんは事件のことを知らないまま天国に旅立つことになったと思われるが、猿之助被告が葬儀・告別式に参列したなら、猿翁さんにどんな言葉をかけることになるのだろうか。