未成年にもかかわらず、ジャニー氏に酒を飲まされ、その後、マネジャー、ジャニー氏らとともに都内のマンションへ。シャワーを浴びてひとりで寝ていたところ、ジャニー氏が部屋にやってきて、これまでの多くの元所属タレントと同じように性被害にあったというのだ。

「すでに一般人としては、国民栄誉賞を受賞した作曲家服部良一さんの次男・吉次さんが幼少期の性被害を告発している。彼への被害は把握しているだろうが、ジャニーズとしては被害を受けた元所属タレントたちへの損害賠償など、金額や支払い方法を詰めている段階にきて、所属タレント以外の被害者がいるとは想定外だったのでは。この流れは今後続くものと思われる」(全国紙社会部記者)

 ジャニー氏が新宿二丁目のバーを訪れたのは、今から43年前の1980年。田原俊彦、野村義男、近藤真彦の『たのきんトリオ』のを売り出し中の時期だったものの、まだ芸能界で〝帝国〟を築くには至っていなかった。同記事ではバーのオーナーが運転席に座り、ジャニー氏は助手席に、というが……。

「芸能ビジネスを手掛ける前、通訳として米軍基地に勤務している時代からジャニー氏は自ら車の運転をしていました。そして、ジャニーズを創業、社長になってからも自分でハンドルを握っていたという。当時のジャニーズといえば、内勤社員は実姉のメリー喜多川氏、今月に入って退任した白波瀬傑元副社長らの少人数。当時はそこまでの売り上げがなかったからか、自ら運転するのは変わらなかったそうです」(芸能記者)