プライバシーの問題などから、番組で取り扱うことができたのはわずか2通だったが、最初の1通は、とある女性が高校生の時、初めて付き合った彼からもらった手紙。
内容が読み上げられた後、投稿者と生電話をつないで、なぜ大切に取ってあるのかなど、その思いを聞き出した。
2通目は、「りえ」と名乗る女性が、今は亡き父親から45年前の7歳の誕生日にもらったラブレター。父とは大人になるにつれて疎遠になっていたが、りえさんの結婚後、再び心を通わせるようになったという。だがその後、残念ながら父は病気で他界した。
「それまで番組では、絵本コーディネーターが来てオススメの絵本を紹介したり、叱り方のスペシャリストがそのハウツーをレクチャーするなど、専門家の講義を聞くという内容が主でした。平凡な企画で、ネットでも決して好評とはいえなかったのですが、最近は番組コンセプトを『午前0時を回ると深夜テンションでしたいアレコレ』に変化させ、企画も先鋭化していくようになっています」(テレビ業界関係者)
例えば、8月14日の放送ではお化け屋敷の裏側を、日本各地のお化け屋敷をプロデュースするスタッフが暴露。番組オリジナルのお化け屋敷も作っていた。また、同21日は、各局のクイズ番組を手掛けるクイズ作家たちが登場。感動した名作クイズを紹介し、番組後半では、同業者のパズルクイズ作家が考案した「ひらめきクイズ」を視聴者たちと生対決。どちらが先に解けるかを競い合った。
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