別れても好きな元彼。忘れなければと思えば思うほど、気持ちは強くなっていくもので、いったいどうすれば良いのかわからなくなってしまいます。このまま別れても好きな元彼のことを想い続けるべきなのでしょうか。それともきっぱりと忘れるべきなのでしょうか。
別れても好きな元彼!
男性と付き合うと、高い確率で別れがくるものです。大好きな人だったはずなのに、いつしか愛情がなくなってしまったり、喧嘩をきっけにしたりして、男女は別れていきます。
普通であれば、別れた元彼のことなど忘れて、多くの人が新しい恋を探そうとするものです。新しい彼氏が見つかっても、見つからなくても、元彼のことを考える時間は徐々に少なくなっていくでしょう。
しかし、なかには元彼のことが忘れられず、未練タラタラで毎日を過ごす女性もいます。忘れなければと思っても忘れられない。そのようなはっきりとしない自分の心に、イライラすることもあるでしょう。
運命の人と思っていた相手との別れは、なかなか現実として受け止められないものです。しかし、このままずっと引きずるわけにもいきません。いったいどうすれば良いのでしょうか。
別れても好きな理由は?
運命の人と思っていた相手であっても、多くの場合、別れればいつか、元彼への未練はなくなっていくものです。しかし、なかにはいつまで経っても元彼への未練を忘れられない人がいます。未練の長さは人によって違うものなのですが、なぜこのような差が出てきてしまうのでしょうか。
実はこのような差が生まれるのは、しっかりとした理由があります。この理由を紐解いていけば、なぜ差が出てきてしまうかということや、元彼への未練を無くす方法など、様々なことがわかってくるため、しっかりとこの理由を把握しておくことが大切です。
【別れても好きな理由①】浮気が原因で別れた
運命の人と思っていた彼氏ですが、付き合っている中で浮気していたことが発覚してしまうこともあるでしょう。女性としてはそれを許す人もいますが、絶対に浮気だけは許せないという人も多いはずです。そのような人は浮気が発覚した時点で、今の自分の気持ちに関係なく、別れという選択をしてしまいます。
しかしこのような別れ方をすると、元彼への未練を引きずることになるかもしれません。なぜなら、元彼と別れた原因は浮気であって、元彼のことが嫌いになったわけではないからです。
浮気をされて怒りという感情が出てくるのは、男性のことを好きでいる証拠でしょう。心は簡単に方向転換できるものではありませんから、浮気されて別れたとしても、すぐに男性のことを嫌いになれるわけではありません。その結果、元彼への未練を引きずるという状態が完成するのです。
【別れても好きな理由②】喧嘩して別れた
運命の人と思って付き合っていた彼氏。運命の人というくらいですから、毎日ラブラブの生活を続けていたはずですが、付き合いが長く続いていくと、喧嘩することも多くなってしまいます。
喧嘩をすると頭に血が昇り、言ってはいけない言葉を思わず言ってしまうものです。感情的になっているのですから、仕方がありません。
しかし中には、一回の喧嘩が取り返しのつかない喧嘩になってしまい、そのまま別れることになってしまった人もいるでしょう。そして別れてから後悔してしまい、元彼のことを引きずってしまうのです。
つまり、このようなパターンは、一時的な感情の高まりで別れを選んでしまったパターンと言うことができます。冷静な状態での判断ではないため、元彼を好きだという感情は消えず、未練を残してしまうのです。
【別れても好きな理由③】フラれた
あなたがどれだけ好きな人であっても、恋人が付き合い続けていくためには、互いが互いを好きだと思っていなければなりません。片方だけの想いでは、恋人関係は成立しないのです。
そのため、あなたが好きでも、男性が好きな気持ちをなくしてしまうこともあります。フラれてしまい、女性は好きな気持ちを抱えたまま、別れという選択をしなければならなくなるのです。
相手のことを好きであればあるほど、運命の人と信じていればいるほど、このような結末は受け止めることができません。長い間、元彼への未練を引きずってしまうことになるでしょう。
【別れても好きな理由④】新しい彼氏ができない
男性は「名前をつけて保存」女性は「上書き保存」とよく言われます。これは、過去の恋愛に対する捉え方の違いです。
男性の場合は過去の恋愛の思い出を、それぞれ個別にして、大切に覚えています。しかし女性の場合、新しい恋愛が始まると、過去の恋愛に上書きしてしまい、気持ちを新たにするのです。
つまり、女性は過去の恋愛を新しい恋愛によって忘れる生物だということになります。しかし、彼氏と別れてから、いつまでたっても新しい恋が始まらない、彼氏ができないという状況だと、過去の恋を上書きすることができません。
そうなると女性の心の中には、運命の人と思っていた過去の男性の思い出がずっと残り続けることになります。その結果、未練タラタラという状況になってしまうのです。
【別れても好きな理由⑤】別れてから好きになった
運命の人と思うほど大好きな彼氏。しかし、付き合っていく中で、運命の人とは思えないような、嫌なところが見えてくるものです。すると、一度は運命の人と思っても、次第に愛情が薄れていき、別れという決断をしてしまいます。
しかし、人はなくして初めて大切な存在に気付くものです。運命の人ではない、と断じたにも関わらず、いざ別れてみると、元彼の良い部分ばかりを思い出してしまいます。つまり、別れてから再度、元彼のことを好きになってしまうのです。
思い出というものは、過ぎ去ってしまうとどれも良い思い出になってしまいます。これも同じことで、元彼に思い出補正がかかり、好きという感情が再度芽生えてしまうというわけです。
思い出の中の元彼は完璧な人間ですので、思い出せば思い出すほど、未練は強くなっていくでしょう。結果、自分から振ったにも関わらず、元彼とヨリを戻したくなります。