「蝉時雨」読み方のヒントは?
「蝉時雨」とは、蝉が示し合わせたように一斉に鳴きはじめることです。
時雨とは、通り雨の事で通り雨のようにバーッと降る雨のこと。
その雨の音を蝉の声に見立てた、夏の季語です。
一斉に鳴き始めたと思えば、一斉に鳴き止み、シーンとなるのは蝉だけでなく、人間でもそんな時がありますよね。
誰かの声が大きくなればつられて声が大きくなったり、小さくなればつられて小さくなったり。
「ミンミン」「ツクツク」「カナカナ」「ジージー」と色んな蝉の声が混じれば、蝉の大合唱です。
「蝉時雨」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「蝉時雨」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「せみしぐれ」
です!
蝉の種類によって、鳴く時間帯に違いがあるって知っていましたか?
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「越列機」です!
扇風機・自動販売機・発電機・無線機・・・
これらの共通点は何かわかりますか?
そうです!
「〇〇機」と、「機」が最後につく漢字です。
ただ、「越列機」を読める人はなかなかいないかも・・・?
何と読むのか早速見ていきましょう!
「越列機」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「〇〇機」はさまざまな機器を表すことが大部分ですが、「越列機」は違うんです。
外来語に当て字をしたもので、現在は使われていない古語になっています。
江戸時代にオランダ貿易によって伝わったもので、平賀源内が実験に使用したことで知られていますよ。
漢字をそのまま読むとわかるかもしれません!
読み方は、ひらがなで「〇〇キ」の3文字です。
分かりましたか?
「越列機」の読み方の答えは・・・
正解は、「エレキ」でした!
「越列機(エレキ)」はオランダ語でelektriciteitがなまったもので、電気・電流を表します。
日本に伝わったのは江戸時代で、1751年にオランダ人が献上した文献が残っています。
1776年に蘭学者の平賀源内が復元・自製に成功しました。
そして日本では電気仕掛けのものや装置を幅広く「越列機(エレキ)」と呼ばれるようになったんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!