人気のフリマアプリ4選とその特徴

(写真=PIXTA)

では、人気のフリマアプリの特徴を確認していきましょう。

メルカリ

月間の流通額が100億円以上、1日の出品数も100万品を超えるフリマアプリの大手です。登録者数が多い分、さまざまな需要があるため、本当に売れるのか迷うような日用品でも気軽に出品できます。会員登録料、月会費、出品費用は無料。出品方法は、スマホで売りたいものの写真をとって、簡単な商品説明を記入してアップするだけとお手軽なため、フリマ初心者に向いています。

ラクマ(旧FRIL)

楽天が運営するフリマアプリです。スマホだけではなく、パソコンのサイト上からも商品検索ができる他、楽天スーパーポイントで支払うこともできます。こちらも幅広いジャンルの日用品を出品可能ですが、ブランド一覧で検索できるため、特に人気ブランドの洋服や小物などをピンポイントで探している人に見つけてもらいやすいという特徴があります。

SHOPPIES

出品数は約300万点。ファッションに関心の高い女性に人気のフリマアプリです。好みのコーディネートに合わせて商品を検索する機能がついているので、最新トレンドに近いファッションアイテムの出品に向いています。セールなどで最新アイテムを買ったものの、実際に袖を通してみたらあまり似合わなかった洋服などを適正価格で販売できます。

ブクマ

本の売買に特化したフリマアプリです。本の裏表紙にあるISBNコードを読み取るだけで出品ができるので、大量の本を売りたいときに最適です。大手古本店で値段がつかなかった本でも、自分で値段を設定して販売することができます。また、取引の相手とチャット形式でやりとりができるので、発送前の確認ができるのがポイントです。

不用品の価値を決めるのは買い手

(写真=oatawa/Shutterstock.com)

出品に慣れないうちは、販売価格の設定に悩んでしまうでしょう。悩んだらまず似たような商品の出品がないか検索をするとおおよその相場を知ることができます。また、最近売れた商品の価格も参考になります。

注意点は、送料を差し引かれてもマイナスにならない価格にすること。送料を別途請求することもできますが、送料負担の方が圧倒的に売れやすくなります。その際、送料を事前に確認して商品価格に上乗せするイメージで設定します。

最終的にアイテムがいくらになるのか、価値を決めるのは買い手です。いくら適正価格と思われる値段に設定しても、売れ残るようならそれだけの価値がないということ。最低ラインを決めて少しずつディスカウントしていく、もしくは販売期限を決めてそれまでに売れなかったら処分するなどの自分ルールを作って出品を続けていきましょう。徐々にコツがつかめるようになりますので、いきなり大きな儲けを期待せずに、気軽に出品してみることをおすすめします。

文・浅水美保(フリーライター)

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