長崎といえば第10位:軍艦島(端島)

長崎といえば?思い浮かぶ観光・グルメなど有名なものランキング
(画像=『Lovely』より引用)

長崎県で今一番熱い観光スポットといえば、軍艦島こと端島です。軍艦島は2015年7月5日に、「明治時代の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されました。

軍艦島へ向かうクルーズ船を運航する会社がいくつかあり、特に世界遺産に登録されて以降は1年を通して多くの観光客が訪れています。

炭鉱で栄えたこの島は、最盛期の1960年頃には約5300人ほどが暮らしており、高層鉄筋コンクリートのビルが立ち並び、学校、病院、娯楽施設など全てがそろったにぎやかな町でした。

一歩島に足を踏み入れたとき、朽ち果てた建物や瓦礫が目の前に広がっており、何ともいえない歴史の風景を思い浮かべ、どこか懐かしい気持ちになる場所です。

軍艦島に広がる廃墟は、数多くの映像関係者の目に留まり、これまで数々の作品のロケ地として選ばれています。実写映画『進撃の巨人』や、ロックバンドB'zの『MY LONELY TOWN』のジャケット、MVのロケ地ともなりました。

また、長崎県出身で観光大使もつとめるアーティストの福山雅治さんが軍艦島の今を撮った写真展が催され、大盛況となりました。

長崎といえば 第9位:佐世保バーガー

長崎の人気のあるグルメとしては、比較的新しいのが、佐世保バーガーです。普通のハンバーガーと何が大きく違うのでしょうか。

佐世保バーガーとは、長崎県佐世保市の各店舗で注文後に作り始めるという「手作り感」が人気のハンバーガーです。佐世保のご当地グルメとして地元の人にも観光客にも愛される一品です。

佐世保といえば、米軍基地があり、アメリカ文化が広く受け入れられている町です。1950年頃に米海軍関係者からハンバーガーのレシピを習って作ったのが佐世保バーガーの始まりではないかと言われています。

2005年2月に開催された、ららぽーとTOKYO-BAYの中のフードテーマパーク「東京パン屋ストリート」において、佐世保バーガーを販売するビッグマンが出店したことで、広く知られるようになり、爆発的なブームとなりました。

長崎といえば 第8位:皿うどん

長崎のグルメといえば、まずはじめに思い浮かぶのは皿うどんではないでしょうか。皿うどんと聞いて多くの人がイメージするのは、焼うどんのような料理なのだそうです。

しかし、実際は焼うどんとは全く外見が異なっています。体操の内村航平選手が所属する大手チェーン店「リンガーハット」へ行ったことのある人は分かると思いますが、皿うどんとは、麺の上にかけられた野菜や肉、魚介などと一緒に炒めた餡が特徴です。

しかも、麺には二種類あり、一つは焼きそば麺のような太めの麺。もう一つは細麺を油で揚げたパリパリの麺です。オーダーする時にどちらの麺かを選ぶことになりますが、総じてパリパリ麺を選ぶ人が多いようです。

また、そのままでも美味しく食べられるのですが、地元の人の多くは、皿うどんにウスターソースのようなソースをかけて食べるのが定番となっています。出前にもちゃんと小さい容器に入ったソースがついてくるほどです。

長崎といえば 第7位:出島

長崎の有名な場所の一つに「出島」があります。歴史の授業でも必ず出てくるので名前を知っている人も多いでしょう。

出島は、1634年に江戸幕府が作った人工の島で、外国人が日本に入ってこないようにするための政策だったそうです。扇形で、3,969坪の広さがあります。

鎖国時代、この出島を玄関口として、ポルトガルやオランダとの貿易が盛んに行われました。また、キリスト教や西洋医学が伝来する窓口ともなりました。

大正11年10月12日に出島和蘭商館跡として国指定史跡に指定され、現在多くの観光客が訪れています。

長崎といえば 第6位:教会(大浦天主堂など)

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(画像=『Lovely』より引用)

長崎のトラベルガイド本などで必ず目にするのが大浦天主堂ではないでしょうか。圧倒的な迫力と美しさでそびえ立つ姿が圧巻の教会です。

大浦天主堂は江戸幕府開国後の1865年に建てられ、日本でいちばん古いキリスト教建造物です。日本二十六聖人と呼ばれる殉教を遂げた宣教師たちのために建てられたといわれています。同教会は1953年に国宝に指定され、2008年にはユネスコの世界文化遺産へ登録が決まりました。

また、長崎県内各地に多くの教会群が点在しており、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」としての存在感が感じられます。

長崎といえば 第5位:平和公園

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(画像=『Lovely』より引用)

1945年8月9日に広島に次いで原子爆弾が投下され、甚大な被害を受けた爆心地がある地域に平和公園はあります。それは、戦争の悲惨さと平和への願いを全世界に伝えるという大きな使命を担っています。

平和公園では、長崎原爆の日である8月9日に原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開催されています。この地域には北村西望さんが彫刻した平和記念像が平和への思いを伝えています。

爆心地近くの高台には長崎原爆資料館が建てられ、原子爆弾投下についての様々な資料や写真などが展示され、そこを訪れる人々に平和の尊さを訴えかけています。

長崎といえば 第4位:グラバー園

長崎を代表する観光スポットの一つはなんといっても「グラバー園」です。長崎の歴史上重要な役割を果たした人物、グラバー、リンガー、オルトの洋館を一か所に集め移築したものです。

長崎市の南山手に立つグラバー園は、長崎の歴史的背景にふさわしい異国情緒あふれる観光スポットとして年間100万人超えの観光客が訪れています。

グラバー園から望む港や緑の山々と街並みは、訪れる人々を魅了するスポットとなっています。園内の色とりどりの花々もとても美しく、四季折々に出迎えてくれます。

また、夜のライトアップされたグラバー園はロマンチックに彩られており、デートスポットとしても人気の場所です。

グラバー園内の石畳の中にある隠されたハートストーンを見つけたカップルは、この石に一緒に触れると幸せになれると言われており、パワースポットともなっています。

長崎といえば 第3位:ハウステンボス

長崎最大級のテーマパークといえば、佐世保市にある「ハウステンボス」です。オランダの街並みを再現した景色が広がっており、一歩中に足を踏み入れると、そこはまるでオランダそのものです。

ハウステンボスの周辺は「佐世保市ハウステンボス町」という実際の町名として存在し、佐世保市民にとっては生活が根付いた場所でもあります。

オランダの建物を模した素敵なホテル、美術館、スパ、劇場などの施設が充実。更に、アトラクションや様々なイベントを開催しており、老若男女が楽しめる工夫が満載です。

特にクリスマスシーズンは街全体がイルミネーションやツリーで彩られ、恋人たちのデートスポットとしても人気が高い場所となっています。

長崎といえば 第2位:長崎ちゃんぽん

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(画像=『Lovely』より引用)

長崎のグルメといえば、真っ先に思い浮かぶのは「長崎ちゃんぽん」ですね。ちゃんぽんは、肉、野菜、魚介などの具材と太めの麺、豚骨スープのようなスープが特徴です。

発祥は、明治時代に今も存在する中華料理店「四海樓」の初代店主が当時の中国人留学生のために考案したのが始まりだと言われています。

本場の「長崎ちゃんぽん」を味わいたい人には、長崎市の新地中華街がおすすめです。横浜や神戸に並ぶ新地中華街は中華料理店はもちろん、中国菓子や中国雑貨などの約40店舗が訪れる人をもてなしています。

新地中華街長崎ちゃんぽんを作った「四海樓」や「京華園」「江山楼」など名店が軒を連ねていますので、ぜひ長崎ちゃんぽんを食べてみてください。

長崎といえば 第1位:カステラ

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(画像=『Lovely』より引用)

長崎のお土産とくれば、やはり「カステラ」ですね。みなさんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。カステラは、卵、小麦粉、砂糖を混ぜ合わせた生地を焼いた、しっとりしたスポンジと片面のザラメが特徴の菓子です。

16世紀にポルトガルから伝来した南蛮菓子をアレンジして日本で作られた和菓子です。元となった南蛮菓子とカステラは見た目も全く異なっており、「カステラ」は長崎が本場のお菓子として愛されています。

カステラの老舗と言えば、「福砂屋」や「文明堂」が有名です。どこで購入しようかと迷ったときにはぜひ訪ねてみましょう。

定番の「カステラ」は長方形の型に流し込んで焼いたもので、羊羹のように切って食べるものですが、他に、抹茶味、チョコ味などのカステラや、桃の節句で贈答品として人気の桃カステラなどもある。