「和田は慣れない曲だったためか、『FNS歌謡祭』では音程をうまく取れずに大失敗。『紅白』でリベンジを、ということも考えられるが、『FNS歌謡祭』でのパフォーマンスの評判が悪かったため、生放送は難しいのではとの見方も出ている。

 また、和田といえば、2021年は『紅白』の出場は堅いと見られていた。というのも、4人組若手バンドのフレデリックがプロデュースした『YONA YONA DANCE』という曲がTikTokで3億回以上再生され、YouTubeでも2カ月ほどで1000万回近く再生されるなど明らかな“大ヒット”となったから。しかし、にもかかわらず落選してしまったわけで、2016年の落選以降、何年にもわたって紅白批判をしてきた和田への反発が局内でもまだ強いのでは。リーダーズは『紅白』初出場となるだろうが、和田が“おこぼれ”にあずかることはなさそう。むしろ海外フェスでリーダーズはYOASOBIとステージ上でコラボしており、YOASOBIの『アイドル』で踊ったことが話題になった。NHKとしてはこちらのコラボのほうを『紅白』で“日本初披露”させたいところだろう」(前出・音楽ライター)

 2015年に39回目の出場を果たして以降、『紅白』から遠ざかっている和田。2017年にはテレビ番組で「40回」の節目にこだわっていたことを明かし、「もうちょっと、大人の対応して欲しかった。持ちつ持たれつやったから」と本音をこぼしていたが、はたして40回目の出場を実現させて区切りをつけることはできるだろうか。