その象徴といえるのが、昨年HIPHOPグループ・梅田サイファーが出場者それぞれにラップを当て書きしたオープニング映像だろう。そのスタイリッシュさは大きな話題を呼び、大会を大いに盛り上げることとなった。

「大会の格が上がることで、過去の優勝者に対する再評価の動きも出てきています。13年のかもめんたる、16年のライスといった、優勝後にブレークできなかったコンビにも、ここにきて脚光が当たり始めていますよ」(同)

 選び抜かれた35組が渾身のネタを披露する『キングオブコント』準決勝は、お笑いファンの間では「年間最高のお笑いライブ」と評価する声もある。すでにチケットは完売しているものの、配信も行われることから、今年も大いに盛り上がることは間違いなさそうだ。