10日放送の第9話はラグビーW杯の日本vsチリ戦と被ったため、視聴率は前回と同レベルでしたが、最終回は裏番組に強敵は見当たらず、視聴率は跳ね上がりそう。早くも続編の噂も飛び交っており、局内の士気は大いに高まっているようです」(広告関係者)
しかし祭りが大きければ、その後に大きな虚脱感が訪れるのは世の常。業界内で囁かれているのは、盛大な“VIVANTロス”だ。
「莫大な制作費を掛けた『VIVANT』は確かに成功しましたが、それと引き換えにテレビドラマに対する視聴者の要求が上がってしまった。とりわけ厳しい目で見られるのは次作の日曜劇場です。
10月スタートの『下剋上球児』は、県大会で初戦敗退続きの弱小高校野球部が、“下剋上”を果たして甲子園に出場した実話を元にした作品。主演の鈴木亮平は、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年)が好成績を残し、満を持しての日曜劇場再登場ですが、ストーリー的には物珍しさに欠け、言うなれば令和版の『スクールウォーズ』です。
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