その背景には、退社後も変わらぬ大崎氏の同社に対する影響力があるという。

「以前から表向き実務面のトップは社長である岡本昭彦さんとなってはいますが、会社の大きな決定に関してはずっと会長の大崎さんのゴーサインが不可欠でしたし、“院政”を敷いているといっても過言ではない状況でしたからね。今回、会長職を退任して会社を離れるといっても大阪・関西万博の要職に就くわけですし、今後も大崎さんの吉本への影響力が衰えるとは到底思えません。当然、宮迫さんに対する風当たりにも大きな変化はないでしょう」(同)

 宮迫といえば、手がける焼き肉店「牛宮城」で食中毒発症トラブルがあったと一部で報じられたばかりで、今はそれどころではなさそうだが、テレビ復帰への道はまだまだ険しそうである。