「通常のバラエティ番組はある意味“水もの”ですが、通販番組は一度ハマれば何年感もそのポジションで重宝される。視聴率とはあまり関係ない番組なので、プレゼン力が高くて、商品をたくさん売ることができるタレントこそが求められますから。

裏を返せば、息の長いタレントになりたいのであれば、通販番組でのスキルを鍛錬したほうがいいとも言える。そこでスキルを極めたならば、評価も高まり、いろいろな仕事のオファーが増えていく可能性も高い。島崎さんやヒデさんについても、今後もっと売れていくのではないかとも囁かれています。そういう意味では、キャリアを長く続けることを視野に入れて、最初から通販番組での活躍を狙うタレントさんも増えてくるかもしれません」(同)

 芸能界も多様化が進み、その“売れ方”も人それぞれになってきている。地味な存在だった通販番組が、スターダムを駆け上がるための第一歩となる日も近い。