こうしたブームの裏には昨今のそれなりの事情もあるようだ。

「昔から芸能界を目指すような子は、昭和の時代だと短時間の稼働で大きく稼げる水商売なんかを密かにやる子もいましたが、地方だと働ける場所も限られます。その点、被写体モデルや撮影会モデルであれば、SNSなどを通じていくらでもオファーを受けられますし、人気次第ではかなり稼げます。それに“撮られる仕事”を経験することはその後にも活かせますし、カメラマンを虜にするという意味ではファンサービスの勉強にもなる。被写体モデルや撮影会モデルは、いくら美人でもコミュニケーション能力が低い子は人気が出ないんですよ」(フリーのカメラマン)

 下積み時代に培った能力を武器に、今後も被写体モデルや撮影会モデル出身の女性タレントが芸能界を席巻する?