日本テレビで注目されたのは、『スッキリ』が終了した岩田絵里奈アナです。『スッキリ』に代わる新たな担当番組が一向に発表されず、エース争いから脱落したかと思われましたが、水卜麻美アナが電撃結婚したことで、ようやく状況が判明。新婚の水卜アナにある程度、余裕を持たせられるように岩田アナのスケジュールを空け、いつでも“ポスト水卜”として起用できるようにする算段でしょう。

 一方、フジテレビでは、竹俣紅アナが『みんなのKEIBA』のMCを担当することになりました。“元女流棋士”の肩書を持つ竹俣アナは、2021年の入社時からエース候補と騒がれてきましたが、満を持してのMC就任。夕方のニュースではお天気コーナーも担当していて、どんどん露出は増えており、間違いなくフジの未来を背負う存在です」(女子アナウォッチャー)

 才媛がしのぎを削る女性アナ界において、着実にステップアップする彼女たち。実は、川崎アナ、岩田アナ、竹俣アナの3人には共通点がある。彼女たちはいずれも、東京都渋谷区にある渋谷教育学園渋谷中学高等学校(以下「渋渋」)の出身なのだ。それぞれ学年は別だが、同じ学び舎で青春時代を過ごしたことになる。

「これまで女性アナを多く輩出してきた高校といえば、慶應女子、青山学院、女子学院(いずれも東京)などが有名ですが、それに割って入る勢いなのが渋渋です。同校はかつて渋谷女子高校、通称“渋女”と呼ばれる女子校でしたが、90年代半ばに共学化して校名を変更。一気に超進学校へと生まれ変わり、今や首都圏でも最難関クラスの超人気校です。