さらに番組では、アフラック生命保険がジャニーズ事務所との広告契約を解除する方針を明らかにした一方で、長らくCMに出演してきた嵐の櫻井翔との個人契約を検討しているという話題も取り上げられた。これについても、みちょぱは「それで(契約)できるんだと思っちゃいますし、むしろ今は(ジャニーズの)イメージがよくないので、結構辞めたいなと思っている方がいるんじゃないかなって。それをどこまでちゃんと送り出すというか、今までは縛りが強かったと思うんですけど、辞めてもどうぞご自由にっていう、そういう柔軟性も持ってほしいなと。もしそういう判断をしている方がいるのであれば」と、ジャニーズの退所者への“圧力”に言及したとも思えるような鋭いコメントをしている。

 みちょぱといえば、5月末に同番組に出演した際にも、岸田文雄首相の長男・翔太郎氏の不適切行為の話題で「息子さんがやっぱりバカ息子だったのか」などと発言。他のコメンテーターたちが言葉を選んでいた中、ストレートに「バカ息子」というパワーワードを繰り出し、SNS上で「スカッとした」「庶民の気持ちを代弁してくれた」といった称賛の声が飛び交った。

 おそらく彼女に政治や社会問題の専門的な知識があるわけではないだろうが、視聴者と同じ感覚を持ったまま「モヤモヤを分かりやすく言語化する」というセンスは非凡な才能を感じさせる。

 8月に放送された単発番組『直撃記者#お話聞かせてもらっていいですか?』(TBS系)で初の報道番組MCを務めたことでも話題になったみちょぱ。これまでの主戦場はバラエティだったが、今後は情報番組でも若手の“ご意見番”として存在感を強めていきそうだ。