この話題を受け、みちょぱは「(事務所が)被害者の方に向き合うのは大事」とした上で、「ライブに行ったり、グッズを買ったり、ファンクラブに入ったりとか、ファンの方が推しのために出したお金で(補償が)支払われるのかなって思うと、ファンの方も複雑な気持ちというか。もちろん、タレントさんが悪いわけじゃないから」と指摘した。

 さらに「好きなタレントにお金を使ってたのに、そのお金が被害者の方に(払われる)ってなると、悪かったのはジャニー(元)社長なのに、それもどうなんだろう」と語り、性加害と無関係のジャニーズタレントのために使ったお金が補償に使われることへのファンのモヤモヤを代弁した。

 この発言はSNSなどで拡散され、ジャニーズファンから「みちょぱの言う通り。推しのために使ったお金は推しに届いてほしい」「初めて芸能人の方がファンのモヤモヤを言語化してくれた」「事務所が被害補償するのは分かるけど、推しに貢いできたお金なのに、なんでジャニーさんが起こした事件に……って思っちゃう」といった感謝と称賛の声が続出した。

 その一方で「推しのために使ったお金でもジャニーズ事務所の収益なんだから、それが被害補償に回るのは仕方ない」という意見もあるが、ジャニーズ問題において「ファン目線」のコメントは希少で、他のコメンテーターとは一線を画した語り口が反響を呼んでいるようだ。