妊娠を希望している人にとって大切な【排卵日】。月に一回ある排卵日を正しく把握し、夫婦でタイミングを取ることで子どもを授かれる確率が高くなります。つまり、正しく自分の排卵日を把握することは、妊活の第一歩。この記事では、正しく排卵日を把握するための方法をはじめ、基礎体温と排卵日の関係性などについてご紹介します。
妊娠を希望している人にとって大切な【排卵日】。月に一回ある排卵日を正しく把握し、夫婦でタイミングを取ることで子どもを授かれる確率が高くなります。
つまり、正しく自分の排卵日を把握することは、妊活の第一歩。この記事では、正しく排卵日を把握するための方法をはじめ、基礎体温と排卵日の関係性などについてご紹介します。これから妊活をスタートされる方は、ぜひ一度ご覧くださいね◎
そもそも排卵日とは?
排卵日とは、卵巣の中で育った卵子が卵胞の壁を破り、子宮内に排出される日のことを言います。そのため、一般的にはこの排卵日の前後二日間は「妊娠しやすい日」だと言われています。
妊娠率を上げるためには、この排卵日を知ることが必要不可欠。しかし、排卵には目立った自覚症状などはなく、自身の体調だけで判断するのが難しいのも事実です。そのため、今からお伝えする方法を駆使することで、ご自身の排卵日を掴んでいただければと思います◎
排卵日を基礎体温で予測する
基礎体温とは、生命維持に必要な最低限のエネルギーしか消費していない状態で測る体温のことを言います。そのため、体温を測るのは「朝起きてすぐ」のタイミング!目覚めてから少しでも動いてしまうと基礎体温に影響が出るので、枕元など、すぐ手が届く場所に基礎体温計を置いて寝ることをおすすめします◎
また、基礎体温を測る際は、腋ではなく舌の裏側で測ります。位置は舌の裏側の奥に筋がありますので、その脇に基礎体温計を当てるようにすると良いでしょう!計測完了のアラームが鳴るまでの間、口は閉じて極力動かないようにして待ちましょう。基礎体温の計測にはおおよそ五分程度の時間がかかりますので、朝はゆとりをもって起床されることをおすすめします。
基礎体温を測ったあとは、計測した体温を表に点で記入し、前日の点と直線で結びます。できるだけ毎日同じ時間に測るようにして、測り忘れた日は線を結びません。熱が出た日や体調を崩した日など、いつもと体調が違う日は、そのこともしっかりとメモに入れておきましょう◎
基礎体温記録のポイントはこれ!
毎日手書きでメモを取るのは大変!だなんて方は、アプリでの管理がおすすめです。自分でアプリに入力するタイプのものもあれば、基礎体温計とアプリが連動しており、測った体温がそのままアプリにデータとして保存されるような便利なアイテムも◎但し、利便性が高い基礎体温計は、それなりにお値段も上がりますので、ご自身の予算や使い勝手の良さなどをトータル的に判断して、ご自身にあったアイテムをお選びくださいね。
ちなみに筆者は、アプリ非連動型の基礎体温計を購入し、自分でアプリに記録を付けていました。しかし、朝はどうしても忙しく、時間がないためいつの間にか基礎体温は測るものの、「記録」が忘れさられがちに!基礎体温は毎日記録することで排卵日を把握するなど、ご自身の身体を知るために役立ちます。筆者のように仕事や家事、育児などで忙しく、毎日記録する自信がない!という方は初期導入コストはかかってもアプリ連動型の基礎体温計をおすすめします◎
基礎体温の変化と排卵日
基礎体温の周期を観察すると、グラフが低温期と高温期の二層に分かれます。これは女性の月経とも深く関係しており、排卵日までは卵胞ホルモンが優位になるため低温期が続きます。一方で排卵日を過ぎると黄体ホルモンが優位になるため高温期が続きます。このように女性の体温は、月経サイクルに合わせて自ずと体温を変化させています。
一般的に低温期から高温期に移る前に、基礎体温がガクンと下がる時期があります。ここから高温期にかけて2~3日の間に排卵が起こると言われているので、ここを狙って夫婦でタイミングを取ると妊娠率が上がります。
基礎体温で排卵日を予測する際の注意点
基礎体温を使って排卵日を予測する場合、三周期程度しっかりと基礎体温を計測し、まずはご自身の身体の体温変化の傾向や正しい月経周期を知ることが大切です。
また基礎体温はわずかな変化で変わってしまうため、基礎体温だけで排卵日を予測するよりかは、掛け合わせで予測するとより正確な情報を得ることができます。このあと、基礎体温以外にもご自身の排卵日を把握する方法をご紹介するので、こちらも併せて参考にしてくださいね!