一人目はすぐに授かれたのに、二人目は妊娠できない!という悩みを持つカップルは意外と多いもの。二人目を希望するカップルの内、約30~40%の方が経験する「二人目不妊」とはどんな状態のことを言うのでしょうか?この記事では、二人目不妊の基本的な情報をはじめ、二人目不妊の原因や確率、不妊治療開始の目安などについてお伝えします。
一人目はすんなり授かれたのに、二人目はなかなか妊娠できない!という悩みを持つカップルは少なくはありません。二人目を希望するカップルの内、約30%~40%の方が経験する「二人目不妊」とはいったいどんな状態のことを言うのでしょうか?この記事ではそんな疑問にお答えしたいと思います◎
本日は二人目を希望するカップルに向け、そもそも二人目不妊とは?といった基本的な情報をはじめ、二人目不妊の原因や二人目不妊になる確率、不妊治療開始の目安などについてお伝えします。二人目ができない!とお悩み中のカップルはもちろんですが、将来的に子どもは二人以上欲しい!だなんて方もぜひ最後までご覧くださいませ。
そもそも二人目不妊とは?
そもそも二人目不妊とは、一人目を自然に妊娠・出産できたにも関わらず、二人目を希望した際に一年以上授かれない状態のことを言います。
近年、筆者の周りでも一人目は順調に授かれても、二人目をなかなか授かれないというカップルが増えています。なかには二人目不妊を機に「不妊治療に踏み切った!」というカップルも。この結果からも二人目不妊は決して他人事ではないことが伺えます◎
二人目不妊の目安期間
一般的な二人目不妊の定義は、「一人目の産後の母乳期間を終了してから、避妊をせずに夫婦生活を続けているにも関わらず、一年以上妊娠に至れない状態」のことを言います。
もちろん夫婦の年齢やひとりの条件によっても異なりますので、一概には言えませんが、女性の年齢が35歳以上なのであれば一年よりも少し早く、半年間夫婦生活を続けても妊娠に至れない場合、一度病院で原因を調べてみることをおすすめします。
二人目不妊になる原因
二人目不妊になる原因に関しても夫婦の年齢や一人ひとりの条件により異なります。ここでは、一般的な二人目不妊の原因についてご紹介するので、参考程度にお読みください◎
【原因1】夫婦の加齢による影響
どのカップルにも共通して言えることですが、二人目の妊活時は、一人目妊娠時より夫婦ともに年齢を重ねています。つまり、一人目のときよりも精子・卵子ともに老化しています。
近年では高齢出産をするカップルが増えてきたことを受け、忘れられがちですが、やはり精子も卵子も夫婦の年齢が上がると質が低下し、受精率が下がります。また受精まではできても着床できなかったり、染色体異常による早期流産をしてしまったりなど、加齢に伴うリスクも増加します!
【原因2】一人目出産時の影響
一人目出産時に何かしらのトラブルが発生していた場合、二人目の妊娠に影響を及ぼすことがあります。「二人目不妊かな?」と思った際は、一人目妊娠時に大量出血はなかったか?胎盤の剥離に時間がかからなかったか?など、一度振り返ってみましょう。
また、一人目出産時に帝王切開で出産している場合も、二人目不妊のリスクが高まります。腹腔内の癒着によって妊娠しずらくなっている可能性が考えられます!
【原因3】ホルモンバランスの影響
女性のホルモンバランスの乱れは、不妊に直接影響します。特に産後は慣れない育児がはじまり、体力だけでなく精神的に疲労してしまう方も少なくはありません!さらに人によっては育児だけでなく、育児と家事、仕事の両立で精神的に参ってしまう方も。
常に疲弊していたり、イライラしていたりすると女性のホルモンバランスは乱れやすくなってしまいます。この場合、パートナーや家族の協力を経て、まずは女性自身がホルモンバランスを整えることが大切になります。
【原因4】セックスレス
意外に思われるかもしれませんが、男女ともに健康上何も問題ない場合は、単純にセックスレスが二人目不妊の原因になっている可能性も考えられます。特に一人目出産後は、お互いが父・母という役割になってしまうことからも、「異性として見れなくなった」だなんて意見もちらほら!
この場合、二人目不妊に関する不妊治療をスタートする前に、まずはセックスレスを解消することが重要になります。セックスレスについてはこちらの記事で詳細にご紹介しているので、心当たりがあるカップルは、ぜひこちらも併せてご覧ください◎