しかし、この騒動にネット上の反応は意外にも冷ややか。「動画を見てみたけれど撮影を嫌がっている様子はなかった」「水着がNGなら、そもそも水着にならなければいいのでは?」「自分のチャンネルでは楽しそうに水着姿で映ってましたよね?」などといった指摘の声も出ている。
「福岡が水着姿を解禁していないタレントならまだしも、彼女はグラドルで、これまでも水着姿を公開していますし、自分のチャンネルで公開しているタイ滞在中のVlogにも水着姿はバッチリある。そのため、彼女の言動に疑問を感じた人が多かったようです。それにマネージャーによればタイに行ったのは『彼の動画を盛り上げる』目的のためであり、『旅費を負担してもらったという記事もありますが、撮影の経費でした』と説明しているので、間違いなく“仕事”だったはずです。であればきちんと契約書を交わすなど事前に取り決めをしておくべきでしたね。お互いの信頼のうえでのコラボのつもりだったのでしょうが、相手は海外の、しかもはるかに格上のインフルエンサーで、“経費”も頂いていたわけですから」(芸能ライター)
福岡といえば昨年も、グラビア仕事の宣伝として、裸体にジャケットを羽織っただけの写真をSNSに投稿した際、某Jリーガーから「強い風が吹いてほしいです!!」とDMを送られてきたのを受け、「ほんまにきもい泣 エロ目的消えて欲しい」としてDMのスクリーンショットだけでなく相手のアカウントごとネット上に公開。選手からは謝罪を受けたものの、本人に直接抗議したり、解決を探るのではなく、DMと一緒に顔と名前も晒し上げるという行為が賛否を呼んだ。
「わざわざDMしてくることに不快感を抱いたことは理解できますが、DMを開放していれば、問題のJリーガーに限らずそうしたメッセージは来ていたはず。『公式アカウントからこういうの来るの本当に精神的にしんどい』と訴えていたものの、“こんな不快なDMが来た”と世間に訴えるにあたって、わざわざ送ってきた相手を特定できるようにする必要があるか疑問ですし、相手が著名人だったからこそ晒したのだと見られかねません。今回の件も、マネージャーによれば『タオルの下に裸が透けている』『パスポート情報が載っている』とのことで看過できないレベルだったことが最大の問題だったようですが、であるならばSNSでわざわざ訴えず、粛々と弁護士に対応をお願いすべきだったのではないかと思ってしまいますよね」(前出・芸能ライター)
騒動は収束したが、“何かあるとSNSに晒すタレント”のイメージはさらに強まってしまったかもしれない。