さらに、6月より目黒蓮を「午後の紅茶」のイメージキャラクターに起用しているキリンホールディングスも今月8日、「契約満了でジャニーズタレントの起用を終了する」とのコメントを発表。
そんな状況に多くのSnow Manファンが不安を募らせる中、モスフードサービスは10日までに“起用継続”を表明したのだ。
加えて、20年9月よりブランドキャラクターにSnow Manを起用している不二家も、11日までに「現段階では変更の予定はございません」と起用継続の方針を明らかに。
こうした企業による対応の違いについては、おそらくグローバル展開においてカバーしている地域の違いが影響しているものと推測される。
モスフードサービスおよび不二家は海外事業を展開しているものの、ともにアジア圏が中心。「モスバーガー」は豪州にも3店舗あるが、特に人権問題に敏感な欧米には出店していない。
とはいえ、モスフードサービス、不二家ともに「今後も契約を更新する」とは言っていない。今後の状況次第では、契約満了のタイミングで別事務所のタレントに切り替える可能性も十分あるだろう。
今後、ドミノ倒し状態で広がりを見せるとも予想されている広告業界の“ジャニーズ離れ”。ラウールと渡辺は1年後も、モスバーガーをPRしているだろうか。