ネット上では、CMを見たファンから「ラウちゃんもしょっぴーもかっこよすぎ! モスの月見フォカッチャ絶対食べます!」と好意的な声が続出。

 一方、故・ジャニー喜多川氏の性加害をめぐるジャニーズ事務所の会見から、わずか4日後のCM公開とあって、「モスバーガー」を展開するモスフードサービスに対して「このタイミングで新CMを公開するってことは、今のジャニーズ体制を受け入れたということでしょうか?」と問いただすような書き込みや、「モスバーガーは買いません」と不買を宣言するネットユーザーも散見される。

 Snow Manといえば、不二家やティファニーをはじめ16社(個人契約含む)とCM契約を結んでおり、契約社数でジャニーズ内トップを誇る。

 しかし、7日のジャニーズ事務所の会見後、Snow Manをミントタブレット『ミンティア』のCMキャラクターに起用しているアサヒグループホールディングスは、「今後、ジャニーズタレントを起用した広告や販売促進を行わない」と表明。

 同社の勝木敦志社長は11日付の「朝日新聞デジタル」で、ジャニーズ事務所の対応について「被害者の救済について具体的な施策が提示されなかった。ガバナンス改革の点でも特別チームが求めた『解体的出直し』という状況にはなっていなかった」と見解を示し、「取引を継続すれば、私たちが人権侵害に寛容ということになる」と厳しくコメントした。