●子育て期
保険の必要性が高まるのは子育て期です。独身期や結婚期との違いは子どもの存在です。自分に万が一のことがあっても、パートナーや子どもが経済的に苦しむことがないよう、生命保険や学資保険が必要です。

守るものが多いので、保険の必要性が高まります。見直すとすれば介護保険です。年齢が若く、介護リスクが低いためです。その分を、万が一のために生命保険に振り分けたほうがよいでしょう。

●中高年期
中高年期になると子育て期間が終了し、学資保険はその役目を終えます。代わりに必要となるのが介護保険です。

公的介護保険を無条件で受けられるのは65歳以上であり、それ以下の人は必ずしも保険サービスを受けられるとは限らないからです。だからこそ、介護リスクが上がり始める中高年は、介護保険に入っておくほうが無難なのです。

生命保険についても、パートナーや親など、保険をかけている人の支援が必要な人がいるのであれば、かけたほうがよいでしょう。

●老後期
できるだけ出費を抑える時期です。よって、自分の健康を維持するために必要な医療保険以外は、かける必然性がなくなります。また、社会とのつながりが減少するため、損害保険の必要性も減少します。

努力次第で安くなる!健康増進型保険とは

若者の保険加入率が低いというデータがあります。その理由として、手続きが煩雑なことや保険料が高いことがあげられています。
出典: https://www.nttdata-strategy.com/knowledge/reports/2023/0112/

そうした声に対応する商品の一つが、「健康増進型保険」です。健康増進の取り組みをすることで保険料が安くなったり、還付金が支払われたりする保険です。

決められた歩数を歩く、健康診断の「健康年齢」により保険料が引き下げられるといったもので、コストパフォーマンスを重視する人に人気があります。

健康増進と保険料引き下げの一石二鳥を狙えるため、検討の価値があるといえます。

自分の人生に適した保険を選ぼう!

保険は単に安さや割引率で決めるべきではありません。自分の人生において必要な保険を、最小限の費用負担でかけると、無駄な保険への出費を減らせます。

また、健康増進型保険のように努力次第で保険料を引き下げられるタイプの保険も検討したほうがよいでしょう。

文・fuelle編集部

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