40代は生命保険加入の必要性が最も高まる時期です。しかし死亡保障や医療保険などたくさんの保険があるため、具体的にどのような保険に加入すれば良いのかわからない方もいるでしょう。

そこで本稿では、保険加入率に関する調査を参考にしながら、40代が加入すべき生命保険を解説します。

40代の生命保険加入率はどのくらい?

生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する 全国実態調査」によると、世帯主が40代の世帯での生命保険(全生保)への加入率は90%を超えています(下表)。

1.「40代で生命保険に入る」は遅い?

(※画像については生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する 全国実態調査」をもとに筆者作成。以下同様)

死亡保障に加入する場合の死亡保険金額は40代が最も大きい傾向があります(下表)。

2.「40代で生命保険に入る」は遅い?

個人年金保険の加入率は40代後半から上昇する傾向があります(下表)。

3.「40代で生命保険に入る」は遅い?

40代の医療保険・医療特約の加入率は高水準にありますが、他の世代と大きな差はないようです(下表)。

4.「40代で生命保険に入る」は遅い?

がん保険・がん特約については45歳後半から急速に加入率が高まる傾向が確認できます(下表)。

5.「40代で生命保険に入る」は遅い?

40代は一般的に子どもの教育費と住宅ローンの返済が重なる時期で、人生の中でも50代に次いでお金がかかる年代です。

そのため万が一のときに用意すべき死亡保険金の金額も大きい傾向にあり、医療保険の加入率も40代は高止まりしています。

40代ライフステージ別のおすすめ保険は?

ここまではあくまでも結婚している夫婦を前提として、加入すべき保険を紹介してきました。では、ライフステージ別ではどのような保険に加入すべきでしょうか。

【関連記事】
>>どんな保険にいつ入る?保険見直しのタイミングは?迷ったときの「相談窓口」おしえます