理由3:ポイントプログラム変更によるサービスの「改悪」
ポイントプログラム変更に伴う「改悪」については、貯めたポイントに直接関係がないことがほとんどですが、中にはポイント利用時の価値が下がる改悪もあります。
たとえば、従来は5,000ポイントで2,000円分のウェブマネーを入手できたのに、改悪により6,000ポイント必要になってしまったというケースが実際にありました。
一般的には事前通知があるものの、気づかなければかなり損することになります。
理由4:クレジットカードの紛失や不正アクセスによる盗難
頻繁に使わないクレジットカードはどこかに紛れ込んでしまうなどで紛失しやすく、放置すればポイントは失効します。
また近年は不正アクセスによるポイント盗難のリスクもあり、戻ってこない可能性もあります。
目的は貯めることではなく使うこと
ポイントで損しないためには、ポイントを使わずに貯め続けないことが大切です。また、紛失してしまわないように、ポイントを貯めるクレジットカードの枚数をある程度絞ることも重要です。
ポイントは貯めたままでは価値がなく、使ってこそ効果を発揮します。最も重要なのは、「ポイントは貯めるのが目的ではなく使うのが目的」という意識をしっかり持つことといえるでしょう。
文・渡辺友絵
流通系業界紙編集部で取材や執筆、編集業務に長年従事し、ビジネス系著書なども発行。現在はライター・編集者として経済、小売、法律、金融などの記事を紙媒体やWEB媒体に執筆している。