延滞/代位弁済

数カ月を超えるような長期間の延滞や、自分で支払うことができず、保証会社や連帯保証人に支払ってもらう代位弁済の履歴が残っていると、返済能力がない顧客とみなされ、カードの審査が通らなくなります。

債務整理

債務整理には任意整理・自己破産・個人再生などがあります。

いずれも債務を減らしたり免除してもらったりする手続きであり、貸し手にとってリスクとなる内容です。ゆえに、債務整理の対象者はブラックリストに入れられてしまい、新規の借入が困難となります。

ブラックリスト入りしないよう気を付けよう

今回紹介した4つの行為のうち、最も可能性が高いのは延滞です。

日々の生活に忙しく、ついうっかり、引き落とし口座にお金を入れ忘れてしまうことがあるかもしれません。

しかし、こうした延滞情報は事故情報として記載されます。

こうしたミスを防ぐため、クレジットカードの数はある程度絞り込み、支払いもできるだけ一本化するなど工夫し、リスト入りしないよう気を付けましょう。

文・馬場正裕(ファイナンシャル・プランナー)
高校教師・学習塾・予備校の講師を経て、現在は金融・保険などのマネー系Webライターとして活動中。主に、金融メディア、SDGsメディア、教育メディアに出稿している。