ブラックリストといえば、返済滞納が頭に浮かぶかもしれません。しかし、それだけがブラックリスト入りの原因ではありません。

実際には、さまざまな理由がリスト入りの原因となります。4つのNG行為について解説します。

「ブラックリスト入り」の意味

ブラックリストとは、信用情報に事故情報が記載されることの俗称で、そのようなリストが存在しているわけではありません。

信用情報とは、クレジットカードやローンの契約・申し込みに関する情報のことで、信用情報機関が管理しています。

事故情報が記載され、「ブラックリスト」に入ってしまうと、クレジットカードやローンの審査に通らなかったり、分割払いができなくなったりといった弊害が発生します。

ブラックリスト入りする4つの行為

ブラックリスト入りしてしまう行為は以下の4つです。

・多重申込
・延滞
・代位弁済
・債務整理

多重申込に注意!

多重申込とは、短期間で複数のクレジットカードに申し込むことです。クレジットカードは確実に審査が通るわけではないため、念のために複数のカードに申し込む人がいるかもしれません。

しかし、これはNG。クレジットカード会社は信用情報機関を通じて申込情報を共有しているため、短期間に多数の申し込みをしていると、そのことがクレジットカード会社に分かってしまいます。

カードが増えすぎると、返済能力(与信額)を超えているとみなされ新規のカード発行が難しくなる可能性が高くなります。