順位 | 推し活の内容 | 回答比率 |
---|---|---|
1位 | グッズを買う | 69.9% |
2位 | 原作/アニメを周回する | 69.5% |
3位 | 推しを思う | 60.6% |
4位 | 友人・知人に薦める | 40.1% |
5位 | 誕生日を祝う | 37.0% |
1位は「グッズを買う」でした。
民間調査会社の矢野経済研究所の調べによると、アニメやアイドルなどを含む日本国内のオタク市場は2021年度に少なくとも約6,700億円に上っており、推し活がこの市場規模を支える一つの要素となっていることは確かでしょう。
ちなみに上記のランキングの9位には「聖地巡礼する」がランクインしており、推し活がさまざまな地方の観光振興に一役買っていることも注目すべき点です。
実際の生ライブに足を運ばなくても
最近はさまざまな動画ライブアプリなどで「投げ銭」機能がついていることもあり、実際の生ライブに足を運ばなくても推しのアイドルを金銭的に応援しやすくなっています。
テクノロジーの進化はさらに推し活を盛り上げていくはずです。市場規模は今後どこまで拡大するのでしょうか。注目です。
文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト)
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。金融専門メディアへの寄稿やニュースメディアのコンサルティングも手掛ける。
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