あなたに「推し」はいますか。

Z世代で推しがいる人の割合は約8割におよび、40代と比べて2倍近くの差があります。

推しを応援する「推し活」ではさまざまな消費活動が行われ、現代の経済を分析するうえでも重要なファクターになっており、この流れはさらに加速しそうです。

「モーニング娘。」でブームに火が点く

「推し」というワードは、1980年ごろから一部アイドルファンの間で使われていたようです。しかし、今のように広く使われるようになったきっかけは、2000年ごろの「モーニング娘。」ブームからだといわれています。

自分のイチオシ、つまり誰かに推薦したくなるほどの存在のことを「推し」と呼ぶのが当たり前になった昨今、インターネットを通じて自分の推しのアニメやマンガ、アイドルなどを応援しやすくなりました。そのため、推しブーム、推し活ブームはいま最高潮に達していると思われます。

Z世代の推し活1位は「グッズを買う」

総合電子書籍ストア「ブックライブ」が行った調査では、推しがいる比率はZ世代で79.1%に達しており、40代の40.2%とは大きな差があることが明らかになりました。

では、Z世代はどのような推し活をしているのでしょうか。

上記の調査によれば、トップ5は以下の通りとなっています。