同会見では序盤から、東山自身も過去に性加害を行ったのではとの質問が何度か飛び、東山はその度にキッパリ否定していたが、そんな状況にしびれを切らしたのが望月氏。「ご自身のセクハラ・パワハラ問題に関連して、2005年の『SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ』(鹿砦社)で元ジュニアが書かれた本です。そこに書かれていた、パンツがない方に『自分のパンツを履け』と言ったり、電気あんまをしたり……。私もショックでしたけど、ジュニアを前にご自身の陰部を晒し『俺のソーセージを食え』って見出し取られてますよね?」とジャーナリスト魂全開で突っ込んできた。
「NHKと民放4局の生放送でまさか『陰部』という単語が流れるとは思わなかった。『質問』にもかかわらず、ほとんど暴露本の内容を読んだだけの望月氏に対し、会見場では失笑が起こり、ネット上では『ただのセクハラだ』などと批判が殺到。結果、身内のはずの『東京中日スポーツ』も東山とのこのやりとりを記事にし、それを掲載したサイトのコメント欄は大荒れ状況。挙句に会見では、会見に出席した井ノ原快彦が『忖度をなくすのは本当に大変』と言及した際、『テレビ朝日は今日も中継していません』と“忖度”があると訴えようとしたものの、実際には中継していたため、井ノ原に『望月さん、しています』とたしなめられてしまった」(会見に出席した記者)
望月氏の性加害追及に、東山は「覚えていることと覚えていないことがある。している可能性もあるし、してない可能性もあるし。若気の至り、自分の幼稚さもあったとは思う。いろんなことやってるんだと思う。向こうは覚えてるけど、僕は覚えてないこともある」などと言葉を選びながら答えたが、その後も追及は続いた。
「先月29日に行われた『外部専門家による再発防止特別チーム』がジャニーズ事務所の調査結果を報告する会見でも、1人1問だというのに、長々と5問も質問。結局、1回しか当てられず、会見後は特別チームに怒りをぶちまけていた」(全国紙社会部記者)