定年退職後に万が一のことがあると、大きく貯蓄額を取り崩してしまうため、保険の加入を検討している人もいるかもしれません。
しかし公的年金の収入が大半になると、あまり保険にお金をかけるわけにはいかないでしょう。
では、どうすべきなのでしょうか。
ここでは定年退職後に加入できる保険、加入すべき保険を解説します。
保険は何歳まで入れる?
生命保険に加入ができる年齢は、保険会社や保険種類(死亡保険か医療保険か?等)によって異なりますが、おおよそ満80歳前後が目安です。
そのため定年退職後も健康状態に問題がなければ、ほとんどの保険に加入できます。しかし、一般的に年齢が高くなるほど加入時の保険料は高くなる傾向がある点には注意が必要です。
また定年退職後は多くの人が、収入の大半を公的年金に頼ることになるため、リスクを洗い出して加入すべき保険を選別しなければなりません。
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備えるべきは病気、介護、葬祭費用
定年退職後に保険で備えるべきリスクとしては、主に「病気」「介護」「葬祭」費用の3つがあります。
厚生労働省の患者調査によると、10万人あたりの受療率は60~64歳で895人、65~69歳で1,207人となっており、年齢が高くなるにつれて上昇しています。
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