2021年12月に発表された「生命保険に関する全国実態調査」によれば、調査対象の89.8%が何らかの生命保険に加入しています。

しかし、すべての人にとって生命保険が必要というわけではありません。

では、生命保険に入らなくてもよい人というのは、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

若い人はリスクが低い

年齢が若い人は死亡リスクや病気になるリスクが低いため、生命保険に入る必然性が低いといえます。

生命保険文化センターによれば、20歳男性の死亡率は0.042%、女性は0.024%にすぎません。30歳であっても男性で0.052%、女性で0.030%です。

死亡率が低いということは、医療保険の必要性も他の年代より低いでしょう。

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扶養家族がいなければ保険加入の必然性が低い

扶養家族がいない独身者も、生命保険加入の必然性が低いといえます。

生命保険に加入する目的のひとつに、「自分に万が一のことがあっても、残された遺族の生活が保障されるから」というものがあります。扶養家族がいなければ、「残された人」がいませんので、高額の死亡保障をつける意味は薄いでしょう。