そしてカメラアングルが近すぎて、ネタよりもはじめにアングルが気になってしまいネタに引き込み切れない事もある。そして公園の場合は外の音が入ってしまう事がぬぐえない。子供の叫び声や、車や風やその他の音、そして外の音にかき消されてネタの声が聞き取りづらくなる場合もある。台詞が聞き取りづらいともう、どんなに面白い事を言ったとしても伝わらないので損をしてしまう。時間がなく夜になってしまい撮影するとそもそも見えづらいというデメリットが発生するのでそのネタが面白いとしても目を凝らさないといけないのでちゃんと集中してネタを見る事ができなくなる。
一度とある芸人さんのネタ動画を見たことがあり、その時は公園でネタを始めたのだが、ネタ中に背後の道路でパトカーが止まりそこから警察官が出てきて公園のトイレを借りてパトカーに乗り込み走り去ったと同時に芸人が「ありがとうございました」と終えたことがあった。これはもう警察がトイレを借りに来た印象しか残らなくなり本人は損をした形となった。
なので2回戦でも面白そうだなと思わせるにはライブに近い環境でネタをやったほうが審査にとってもイメージしやすいと思う。そしてライブ動画の場合はお客さんが入っていた方が伝わりやすい。たまに無理にお客さんに笑ってもらって過剰演出をしている方もいるが、過剰に笑い声が入るとかえって違和感になるので自然にウケているのならば見やすいが、それ以外は別の事を考えさせてネタに集中できない場合もある。
緊張感とちゃんとした間でネタをやれるのならお客さんがいないライブの動画でも家や公園より全然見やすいと思うが。家と公園が絶対にダメで通らないと言っても通る人もいるので、先ほどの見づらい要素が出来るだけない状態ができれば問題ないと考察する。