そんなフジテレビは、9月4日に秋の改編に関する記者会見を実施。その中で、テーマを「やっぱり、楽しくなければフジテレビじゃない」として、大幅な改編を行っている。

「改編率はゴールデン帯が33.2%、プライム帯は34.5%とゴールデン・プライム帯の改編率が直近の6年間で最も高い数字。この傾向は冬や来年の春も続くようで、かなり大幅に番組の入れ替えを行っていくようだ。記者会見では『ぽかぽか』について打ち切りは無いと説明したが、抜本的な改革やリニューアルは検討されているようだ。また、出演者がデビューシングルを発売し、秋から新企画を予定するという『オールナイトフジコ』も、リニューアルや打ち切りの噂が早くも聞こえています」(民放関係者)

 急激に進んだ平成回帰路線は、早くも終わりを告げそうなフジテレビ。その他にも今回の改編では、「1年かけて一番楽しく面白いテレビ局にする」と宣言し、約54年ぶりといわれる金曜午後9時のドラマ枠の復活や、平日夕方帯のフルリニューアルも発表された。