妊活を始めるも、なかなか子どもを授かれずに悩む夫婦は意外と多いもの。とは言え、不妊治療にまで踏み込むのは少し勇気がいる、という方も多いのでは?そこで本日はそもそも不妊症とは?といった基本的な情報をはじめ、不妊症に悩む夫婦の割合や不妊治療を経て誕生する子どもの割合、また不妊症になりやすい人の特徴を男女別にご紹介します。

結婚して妊活を始めるも、なかなか子どもを授かれずに悩む夫婦は意外と多いもの。とは言え、不妊治療にまで踏み込むのは少し勇気がいるな、だなんて方も多くいらっしゃることと思います。そこで本日は「そもそも不妊症とは?」といった基本的な情報をはじめ、不妊症に悩む夫婦の割合や不妊治療を経て誕生する子どもの割合、また不妊症になりやすい人の特徴を男女別にご紹介します。

もしかすると不妊症かも!?と悩んでいる方やこれから妊活をスタートされる方はぜひ一度ご覧くださいませ。この記事を読めば不妊治療に踏み出すタイミングのヒントが見つかります◎

そもそも不妊症とは?

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

誰もが一度は耳にしたことがある【不妊症】という言葉。なんとなく子どもができない症状のことを指していることは分かっていても、その定義まで知っている!という方は意外と少ないのでは?と思います。

不妊症とは、「妊娠を希望している男女が一定期間、避妊せずに性交渉を続けているにも関わらず、妊娠に至らない場合」と定義されています。この一定期間というのは、おおよそ一年がひとつの目安として置かれています。しかし、以下の場合は避妊無しの性交渉を半年以上続けても妊娠に至らなかった場合、早めの受診をおすすめします。


●女性の年齢が35歳以上
●婦人系の持病がある

妊娠率は年々低下します!

『DRESSY』より引用
(画像=pixabay.,『DRESSY』より引用)

一般的に20歳~34歳までの女性の一周期あたりの自然妊娠率は25%~30%程度だと言われています。一方、35歳~39歳までの女性の一周期あたりの自然妊娠率は20%未満にまで落ち込みます。どうしても女性は年齢とともに妊娠率が低下することから、妊活や不妊治療のスタートは早いに越したことはない、と考えられています。

また婦人系の持病がある方も、早めの受診をおすすめします。お持ちの病気の種類によっては直接的に不妊に関係することもあります。また一般的に子宮筋腫や子宮内膜症などは直接的に不妊に関係ないと言われていますが、不妊症に悩む女性の多くが子宮筋腫や子宮内膜症を患っているといったデータもあります。

不妊症の定義はひとつの目安に!

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

以上を踏まえ、不妊症の定義はあくまでひとつの目安としてお考えいただき、ご自身に何か気になることや心配なことがあれば早めに病院を受診しましょう!

また、妊活に関しては残念ながら女性の年齢的な要素は大きく影響してきます。妊娠率を少しでも上げるのであれば、一日でも早く妊活や不妊治療をスタートされることをおすすめします。

不妊症に悩む夫婦の割合

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(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

厚生労働省が公表する『不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック』によると、日本では不妊を心配したことがあふ夫婦の割合が39.2%となっており、これは夫婦全体の約2.6組に1組の割合になります。

また実際に不妊治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦の割合は22.7%となっており、夫婦全体の約4.4組に1組の割合になります。近年では生殖補助医療(すなわち不妊治療)を経て、生まれてくる子どもの割合は14人に1人となっています。

不妊症の原因

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

ひと昔前までは『不妊=女性側に問題がある』と考える方も少なくはなかったようですが、世界保健機構(WHO)の統計によると、不妊症の原因で女性側のみの場合は41%、男性側のみの場合は24%、男女どちらにもある場合が24%、原因不明が11%と報告されています。

この統計からも分かるように、不妊症で悩む夫婦の約半数は男性にも原因があります。そのため不妊症の治療は夫婦どちらか片方だけが頑張るのではなく、夫婦で協力して、一緒に取り組むことは非常に大切になります◎