平本氏がかつて裁判沙汰になった“ジャニーズおっかけ本”などに関わり、その後も“元ジャニーズ”としてメディアに露出したりイベントをしたりしていた人物であることは知られたところですが、SMAP解散騒動を機に始まった6年前のウェブメディアでの連載では、妙に東山に攻撃的だった。この連載では、ジャニーズの入り方を指南したり、元ジャニーズには“選ばれた者”としての自負があるとして『ジャニーズのおかけで僕も随分と世話になりっぱなしであり、本当に「ジャニーズで良かった」と思える人生だ』などと振り返るなど、基本的に事務所や所属タレントに対してそこまで厳しいことは言わないスタンスでしたが、東山の話となると、『少年隊は今でもジャニーズのナンバー2で、ジャニー&メリー共通の寵愛を受けている。いや、正確には寵愛を受けているのは東山だけ』とし、東山が『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)のメインキャスターに就任したことについて『こうした不思議な大仕事を回されるのも東山ならでは』『彼は最高のエンターテイナーではあるにしろ、教養がないし政治や経済にも興味がなく、またそれ以前に世間を見てないから「感覚」がズレているのは昔から』『無表情で全く面白くないのがヒガシ』『根本的に人気がないので、ジャニーズからのゴリ押しと言われても致し方がない』など、妙に手厳しかったのが印象的でした。
今年になって性加害問題がクローズアップされ、ジャニーズ事務所の責任を問うスタンスに変わると、『日刊ゲンダイ』のインタビューで『(東山は)ジャニーさんの側近中の側近のひとり。常にその意向に沿って「邪魔」を排除し、副社長だったメリー喜多川さんには従順な召し使いでありつづけた。どちらかというと加害者側なのは関係者なら誰もが知っていること。性加害など知らないという厚顔ぶりには呆れてしまいます』と、東山にも責任があるとして糾弾していた。それだけに、東山が新社長となれば、今度は当事者の会が一斉に『新社長も加害者側だ』と“ヒガシの責任”を追及していく可能性がある」(同)
東山については、6月22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)ではデビュー前の男闘呼組のメンバーだった元ジャニーズJr.の土田一徳さんがジャニー氏による性加害行為を告発した際、「ジュリーさんは知らないって言っているけど、いや、ヒガシ君、あなたは知ってるでしょうって言いたい」「年長者だとしたら、ちゃんと認めて欲しい。ヒガシ君は一緒に住んでいたわけだから。彼は知っているんですよ、見ているんだもの」と話していたことも記憶に新しい。
また、元俳優で格闘家の高岡蒼佑がSNSで、「元ジャニーズのバックダンサー」を名乗る人物からの「よく東山さんに飲みに連れて行ってもらいました。いつも冗談で『お前もジャニーさんにやられてこい』って言ってたので、朝の情報番組で東山さんが神妙に話してるの見て、やっぱ芸能人やな~って感心してしまいました」というDMを紹介していたこともあった。
7日の記者会見に東山が同席するのであれば、新社長になる・ならないにかかわらず、こうした“疑惑”について自らの口で説明してほしいものだ。