「なかなか眠れない」「眠れないと思うと余計に眠れない」「布団に入っても全然眠れない」そんな夜が続いてしまうと不安になってしまいますよね。

もしかしたら、その原因は自律神経のバランスが関係しているのかもしれません。そんなときは、首をあたためてはいかがでしょうか。今回は、「首をあたためる効果」と対処法について解説していきます。ストレスが溜まっている方にも是非試してみてくださいね。

自律神経の働き

自律神経には、交感神経と副交感神経という2つの神経があり、ほとんどの器官はこの神経が同時にバランスよく働いていることで維持されています。日中のパフォーマンスには、交感神経が活発になり、夕方になると副交感神経が(休む神経)優先されることにより、就寝時には睡眠を促してくれます。

しかし、ストレスや体内時計が乱れてしまうと自律神経のバランスも悪くなってしまい、心身にさまざまな不調が起こります。自律神経は、心身の働きにとても重要な役割をしています。

首を温める効果

体を温めるには、「首、手首、足」の3つの首を温めることで良いと言われています。その中で特に首は、太い動脈が通っています。首元を温めることで太い動脈で温まり、体の血の巡りが良くなります。

そのうえ、副交感神経の働きも活発となり、リラックスされることにより、ストレス解消や安眠効果も期待できます。

首を温めるおすすめの対処法

首元を温めることで、副交感神経(休む神経)が優先になり、リラックスしながら安眠することができます。首を温める対処法について説明します。この対処法は、就寝する30分前に首もとを温めると効果的です。

⑴蒸しタオル

濡らしたタオルをレンジで30秒温めた蒸しタオルを火傷しない程度まで手で叩いて冷ましてから首のつけ根にのせます。蒸しタオルが冷めたらもう一度温めるて繰り返し行うがより、効果的です。

⑵首が温まったら 首をストレッチ

首を右回りにゆっくりでくるくるまわす。その後左回りをする。上、下、右、左とゆっくりと呼吸をしながら首を動かす。

《5セット》

⑶深呼吸をする

背筋を伸ばした状態で行います。息をゆっくり吐き、鼻からゆっくりと肺がいっぱいになるように息を吸い込みます。《5回セット

吐く時は、吸うときの倍くらいの時間をかけるように息を吐いていきます。