4.天橋立(京都)
日本三景のほか、“日本の名松百選” や“日本の道百選” 、“日本の渚百選” など多くの日本百景に選ばれている景勝地。全長約3.6kmの砂嘴(さし)でできた砂浜に約8,000本もの松が生い茂っており、天にかかる橋のようであることから「天橋立」と名付けられました。
天橋立の楽しみ方といえば高台にある展望所から「股のぞき」をするのが王道ですが、上から見るだけでなく、歩いて渡ることもできます。対岸までは徒歩で50分ほど。潮風を受けながら、“天にかかる橋”を自分の足で歩いてみては。
5.千畳敷(和歌山)
広さ約4haで、名前のとおり〝千枚の畳が敷けるくらい〟の広さが圧巻の千畳敷。「円月島(高嶋)及び千畳敷」の名称で、国の名勝にも指定されています。薄い大きな岩が何層にも重なっていて、岩の上を歩いて海近くまで行くことができ、ここから見える夕焼けは絶景!
海が荒れている時や波浪注意報・警報が発令されている時などは千畳敷の上を散策することはできませんが、白波が勢い良く千畳敷にぶつかって、ダイナミックな水しぶきを上げる様子も迫力満点です。
6.三段壁(和歌山)
太平洋に切り立った50メートルの断崖が2キロも続く、ダイナミックな風景が広がる三段壁。かつて魚の群れを見つけるための場所「見段」(みだん)があって、これが転じて三段壁と呼ばれるようになったのが名前の由来だそうです。まるでサスペンスドラマに出てきそうな断崖絶壁は大迫力で、思わず足がすくみます。
そして地上からエレベーターに乗って地下へと向かうと、そこにはなんと洞窟が広がっています。洞窟の全長は200メートルもあり、洞窟内に流れこんで大きくはじける波や、資料に基づき復元された熊野水軍の番所、日本最大クラスの大きさをほこる青銅製の牟婁大辯才天(弁天様)が見どころです。
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