◆「あずきバー」の井村屋は、もともと和菓子屋だった

あずきバー
もともと和菓子屋だった井村屋が「あずきバー」を発売することになったのは1963年にアイス事業を始めたことがきっかけ。和菓子屋ということもあり、あんこづくりは得意だった。そこで「ぜんざいを凍らせてアイスにできないか」と考えたのが「あずきバー」の始まりなのだそう。

「最初はチョコレート味のアイスなども検討したのですが、井村屋といえばあずきだよね、ということであずきを使用する方向に決まりました。しかし、ぜんざいづくりのノウハウはあったものの、アイスにしたときに、同じおいしさにするのは大変でした。社外秘なので詳しくはお伝えできませんが、独自の技術を応用しながら完成させました」